自己啓発執筆術とは
お世話になっております。素人以上作家未満の管野光人です。
まずこのコラムで、自分が提唱している「自己啓発執筆術」を簡単に説明します。
あなたは「自己啓発」と聞いて、セミナーで金を巻き上げられる怪しげな話を想像するでしょうか?
それとも大富豪の経験談から、人生での成功法則や金儲けを想像するでしょうか?
それよりも自分が提唱するのは、小説の執筆をとおして自己啓発をめざす道であります。
ここで僭越ながら、自分の体験談を語りたいと思います。
ある日突然に脈絡もなく、「小説を書く」と決めたのです。
根拠のない自信ほど恐いものはない。それからが大変でした。
小説を書くうえでキャラの造形を深堀りをするのですが、なぜか過去の自分がいかに人間的にダメで自己顕示欲がつよい人間だったのかわかったのです。
それからは自分の性格を見つめ直して、なるべく良かれと信じる道を進むことにしたのでした。
小説の執筆とは、作者の人生を丸裸にするのです。う~ん、小説って残酷。
そこで思いつきました。「これは自己啓発と同じ」だと。
小説の執筆をとおして、自己変革の道を模索しようと決めたのです。
自己啓発の父アルフレッド・アドラーが言及しています。
「人間は自分の人生を描く画家である。あなたを作ったのはあなた。これからの人生を決めるのもあなた。」
アドラーにならって言いましょう。
「あなたも自分の人生を書く小説家である。あなたの物語を紡ぐのはあなた。これからの未来を決めるのもあなただと。」
物語は何よりもつよい。
自分の成功や幸せも大切ですが、人々に何かを残す物語を紡ぎましょう。
人々の心を変革させるのが、小説の本懐なのですから。
それゆえに自己啓発執筆術では、自分はおろか人々の幸せを追求する道を模索するコラムを目指していきます。