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1月25日は“左遷の日”。

私も調べて驚いた。

“左遷の日”という日があることに

由来は、901(延喜元)年、右大臣・菅原道真(すがわらのみちざね)が醍醐天皇(だいごてんのう)によって九州の大宰府(だざいふ)に左遷されました事による。

彼の才能を妬む左大臣・藤原時平は、道真を罪に陥れて(おとしいれて)やろうと策略し「道真は国家の政治を私物化している」と醍醐天皇に何度も讒言(ざんげん)(事実を曲げたり、ありもしない事柄を作り上げたりして、その人のことを目上の人に悪く言うこと。)しました。これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになり、901年1月20日に菅原道真を太宰権(だざいけん)帥(そち)に左遷、筑紫(ちくし)国(こく)(現在の福岡県のうち東部(豊国の地域)を除いた範囲にあたる)に流罪とすることとしました。

 菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に亡くなりました。だが、これが拙(まず)かったとなるのは、5年後の延喜(えんぎ)8年(908年)に藤原菅根が病死し、翌年の延喜9年(909年)には藤原時平が39歳で病死した。これらは後に道真の怨霊によるものだとされ、延喜13年(913年)には右大臣源光が狩りの最中に泥沼に沈んで溺死すると続いた。

更に、延喜23年には醍醐天皇の皇子で東宮の保明親王が薨御(こうぎょ)した。『日本(にほん)紀(き)略(りゃく)(平安時代に編纂された歴史書で、六国史の抜粋と、六国史以後後一条天皇までの歴史を記す。)』はこれを道真の恨みがなしたものだとされ、4月20日(923年5月13日)、道真は従二位大宰員外帥から右大臣に復され、正二位を贈られた。

延長8年(930年)朝議中の清涼殿が落雷を受け、大納言藤原清貫をはじめ朝廷要人に多くの死傷者が出た(清涼殿落雷事件)上に、それを目撃した醍醐天皇も体調を崩し、3ヶ月後に崩御した。これも道真の怨霊が原因とされ、天暦元年(947年)に北野社において神として祀(まつ)られるようになった。

一条天皇の時代には道真の神格化が更に進み、正暦4年(993年)6月28日には贈正一位左大臣、同年閏10月20日には太政大臣が贈られた。

だが、死後に太政大臣に上り詰めても道真は喜んだのだろうか? と疑問が残る。

 
令和の今では、左遷される先があるだけでもありがたい?

同じ会社内で左遷されても、経営陣や管理職の交代や失脚があればガラリ変わるのが会社という所である。

左遷されていた人もそれを契機に元の職場に戻り、水を得た魚のように大暴れをし、業績を上げ、更なる高みに上り詰める人もいる。

 それに、捲土重来(けんどちょうらい)(一度失敗した後に勢力を上げ、全力で巻き返してくるという意味のこと)という言葉があるくらい、日清食品でチキンラーメンの生みの親である安藤百福さんは数多の困難(1957年(昭和32年)9月に大阪華銀は破綻した為によ無一文になってしまう)が、翌年の1958年(昭和33年)、春にはインスタントラーメン(後のチキンラーメン)の開発がほぼ完了させる。ここから日清食品の大躍進が始まる。更に、スペース・ラム(宇宙食ラーメン)は2005年(平成17年)7月にアメリカ合衆国が打ち上げたスペースシャトル「ディスカバリー」に搭載され、宇宙飛行士の野口聡一によって食された。野口が最初に食べた「スペース・ラム」は「とんこつ味」だったという。

 

 なぜ、この日を書こうと私が思ったのか?
それは、私が6回左遷をされ、2回は失業に追いやられた(詰腹を切らされた)。更には体を壊し、今の療養生活に至ることになったが、人生を諦めた訳ではないからだ。

多くの人は定年まで安定した収入があり、男なら妻子を暖かく守り続けることが使命という人が多いだろうし、そういう生き方も立派だなと思う。

だが、私の肌には合わなかっただけだし、自分の人生に他人を巻き込みたくないという気持ちもあった。

今度、登る山は決めた。今はしくしくと準備を進めている。 そして、頂きに立った時には私が何者なのかを話したいと思う。

 

 次回は、2月8日のまつわるエトセトラを書きます。

アップは2月6日を予定しています(今までも、約束破りを繰り返しているので目安ぐらいに思ってください)

 

 みなとみらい線のみなとみらい駅から徒歩(成人男性なら5分程、幼児を連れているなら10分程)にカップヌードルミュージアム 横浜(https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/)があります。 みなとみらい駅にはバリアフリールートも完備されています(http://www.mm21railway.co.jp/station/minatomirai/stationmap.html)蔓延防止措置開けに行ってみてはどうでしょうか?

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