自叙架空#157
私は十一歳の頃から数年間魔法魔術学校に通っていた
そこで毎年様々な出来事を経験して魔法使いとして成長していったのだが、その出来事というのが少し変わっていて、一年目は河原で楽しくケンちゃんと石投げをして遊び、二年目は生徒たちがぎゅうぎゅうに詰まった過密の部屋で授業を受け、三年目は慰問に行った先の刑務所の囚人にカバンを預け、四年目はタブレット端末で炎の動画を見て気持ちをたかぶらせ、五年目は副班長の串団子を勝手に食べて怒られ、六年目は「その謎のデザート何?」と訊かれたので「プリンっす」と答え、七年目は同級生の志乃ちゃんに秘孔を突かれた
今思い返してみても全ていい想い出だ
コウ
#賢者の石
#秘密の部屋
#アズカバンの囚人
#炎のゴブレット
#不死鳥の騎士団
#謎のプリンス
#死の秘宝