自叙架空#151
私が所属する会社のロサンゼルス支局から、支局長のジョン・スミス氏が出張で東京本社にやってきた
今回スミス氏は日本のある企業との米国での業務提携の商談にきていて、スミス氏は日本人や日本の文化にはリスペクトがあるものの、日本語は、「オハヨゴザイマス」と「ドモ、アリガト」くらいしか知らず、今晩商談先の経営陣と初めて会って食事をするので、その時に使える日本語を教えて欲しいと私に言った
スミス氏の商談をサポートする立場で、東京本社の事業推進部の主任を務める私は、そういうことなら打ってつけの日本語があると答え、フォーマルなビジネスの現場て使える、相手を敬い、親しみを込め、私達はあなた達と家族同然の付き合いをし、共に発展していきたい、といった意味が全て込められた万能の言葉だと前置きして、『ちんポジ』という単語を教えてやった
コウ