自叙架空＃93

昔お付き合いしてた女性が少し変わっていた

彼女は黒髪ロングヘアーの色白の美人でいつも白い服を着ていて、口数は少なくとても大人しいのだが一本筋の通った性格で、どこか浮世離れしたアンバランスで儚い魅力があり、私は彼女のそんなところに惹かれていた

テレビが好きだというので、その日は自宅デートすることにしてうちに呼び、ソファに座ってテレビをつけ、何を観たいのか訊いたところ、彼女はおもむろに床に四つん這いになり、ゆっくりテレビに近づいていくと、そのまま画面の中にゆっくりと入っていってしまい、そしてしばらくするとゆっくりと出てきた

　　　　　　　コウ