コノシロなれずしの作り方【漬け編】 〜三重県伊賀市音羽 佐々神社の神饌〜
2023年11月19日(日)、三重県伊賀市音羽の佐々神社に伝わる例祭「このしろまつり」の神饌、コノシロのなれずしの仕込みを見学してきました。時間が経つと忘れちゃうので仕込みの工程だけザザッと書いておきます。
まずは神社にご挨拶
8:00〜 複数の作業を分担して行う
大量の柚子を輪切りにして種を取り除く
柚子の果汁を絞る
柚子の葉を洗い乾かす
コノシロを洗う
洗ったコノシロをタオルで拭いて乾かす
一斗五升の米を炊く
「つと」を作る
12:00〜 お昼休憩
13:00〜 午後の部スタート
箸を作る
炊いた米を丸める
コノシロにご飯を詰める
14:50 いよいよ木樽に漬ける
コノシロのサイズが例年より大きく、樽からはみ出してしまうというハプニングもありましたが、臨機応変に工夫して無事漬け終わりました。皆さんの手早さに脱帽です。
毎年スシの味は異なるといいます。気候や樽の置き場所、柚子果汁や酢のサジ加減によって違いが出るのでしょう。発酵期間も約20日間と短いため「発酵してないんじゃないかなー」とおっしゃる方も。その辺は実食して確かめてみたい。
何者かよく分からない私を快く迎えてくれたFさんはじめ音羽地域の皆さん、いっぱい遊んでくれたYちゃん
本当にありがとうございました!
次回は樽開きと、このしろまつりをレポートします。最後まで追いかけます。お楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?