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茨城県稲敷郡阿見町のマンホール
露天商などで、客のふりをしてその場を盛り上げる役のことを「さくら」というが、パッと派手にやって、いつの間にかいなくなるところから、桜になぞらえて、そう呼ぶようになったという説が有力とされている。
タイ語でこの「さくら」のことを、หน้าม้าと書く。หน้าは「顔」で、ม้าは「馬」なので、直訳すれば馬面となるが、それで、同じ仲間が客を装うことの意味になる。
言うまでもなく、日本語では馬面は、笑点の司会者だった5代目三遊亭圓楽を意味する。
茨城県稲敷郡阿見町のマンホールは、町の木である桜がデザインされている。中央の町章は、カタカナの「ア」を三つ組み合わせて、阿見とかけている。縁周りの模様は、霞ヶ浦のさざ波のイメージ。