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2024/10/14 メモ『死の森の犬たち』
舞台は原発事故後のチェルノブイリの森。
人間側の主人公ナターシャという呼び名にピンとくる人もいるだろう。「復活」をほうふつとさせるのだなと。
(いまインターネットラジオで聴いている曲がマーラー『復活』なのは偶然?)
アナスタシア、ナターシャ、ナージャ……。歴史の皮肉とでもいうのだろうか。キリスト教の復活思想が生きている。
「ゾーヤ」もゾーイ(zoe)、つまり生命力とつながっている。
(語源学に触れるとこういう感覚も出てくる)
ある意味の三位一体なのか?
真実は人為の愚かさを超えたところにある。そういう感じがする。
第36回 読書感想画中央コンクールの詳細はこちら。中学校・高等学校の部には、STAMPBOOKSから『死の森の犬たち』(アンソニー・マゴーワン 作、尾﨑愛子 訳)が指定図書に選ばれています。野生動物のすむ原生林を舞台に、スリルと驚きに満ちた冒険が繰り広げられます。https://t.co/MsmfRpxL7b pic.twitter.com/vUGC6YsWPT
— 岩波書店の児童書編集部 (@IwanamiJidosho) October 9, 2024
人と犬、犬と野生という視点では『野生の呼び声』を連想させる。
2024/10/14 ここまで