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障がいというリミッタを切ると……

(自Xから)

 昔話ばかりで済まない。
学生の頃、高卒でスターレットに乗せてくれた人がいた。府中IC付近でリミッタ音を出しては悦に入っていたようだ。思えばバブルの頃。プールバーに誘われたことも。夜の多摩川がきれいだった。
その後、民青の同級生とも女友達とも喧嘩別れした。
さらば青春。

 それまでの学校生活も含め何もかもを抜け出すように、勉強していた。気づけば就職適齢期というか過ぎて地方へ。理解がないと気づいた時は退路を断たれ、気づけば地縁の無さという罠にはまり評価を落とし、障がいも得て四半世紀の正規歴にピリオド。生まれ育った故郷も追われたが、その近くまで物理的には戻って来た。心は故郷に戻れないで定住地もなく彷徨っている。

 障がいというのは自分でコントロールできない上限があるから障がいなのである。先ほどスターレットの時速百キロリミッタ音を取り上げたが、今の車では見かけない。社会で求められるスペックが上がったのだ。人には例えられないが障がいを認めないのはリミッタを切るようなものだ。いつか事故になる。

(そんなこんなでリカバリーストーリーになってなかったりする。今日はここまで。)

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