2024/11/13 (Blogger転載・加筆記事)男性が女性より人生経験が不利な話:統合失調症について
おはようございます🙏
めっきり冷え込むようになりました。
人間、生まれてからしぬまで、いろんなライフイベントがありますよね。
統合失調症者当事者として見ると、男性は早期、女性は晩年期に発症する傾向があります。
相対的に人生経験積めないうちに発症する男性は女性より、人生を謳歌するときに不利という結果になりがちですね。
私は30代で発症しました。いわゆる適齢期を棒に振ったわけです。これが、その後の人生を左右してしまったのです。
仮に私が件の幼なじみとうまく家庭を持てたとしても、収入が少なくなり愛想尽かされて子連れで離れられてしまったかも知れません。
SNSで男性よりも女性の統合失調症者が家庭に入って子どもに恵まれている、というケースが散見される印象です。
俗に「弱者男性」というのは生活基盤を確立できないうちに発症、経済的な自立方法に行き惑う状態を指しているのだと思います。
家庭の生計は男性が稼ぐものという社会通念の残存、統合失調症に対する無理解と偏見、そして同病の女性に対する同情的な目と比べ男性は冷遇されがちという、十重二十重の障害が病気本体に加えて待ち構えています。
ついには、中高年にいたって未婚のままでいると、自ずと周囲は「同じ障害を持った同年代の独身女性」を探すようにという、いわば求婚者達へのかぐや姫の無理難題に等しい答えを返してきます。
口を極めて言えば、未婚の中高年の統合失調症者男性にとって初婚とは「蓬莱の玉の枝」を探すのに等しい無理難題なのです(「現代」日本において!)。
他に考えられる要素として、外的な要因つまり適齢期という社会通念、加えて情報弱者(男性は元来、おしゃべりではないので自ずとライフハックには疎くなるのです)、内的な要因として発症時期の傾向だと思います。
私の経験でいうと、昨年に顔を出した高校の同窓会では病気のことは隠していたのですが、50代で未婚者ということで「紹介してあげる」と個人情報を聞かれたものの、15ヶ月経った今も音信不通です。
病気と年齢という二重の制約で私の人生なのに伸びしろはなくなっていたのです。これはnoteでもBloggerでもSNSでも繰り返し語っていることです。どうにもならないからいわば絶望的な叫びデス。
(Sepulturaのナンバーで"Desperate cry"があります)
ブラジリアン・スラッシュ・メタルですね。
ではでは。
2024/11/13 ここまで
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