2024/07/18 思い願っているだけでは手に入らないもの
おはようございます🙏
今日もよろしくお願いします。
今日はどちらかというと観念的な話になります。
先日申し上げたとおり、某地方の文学賞を応募しましたので、手が空きました。不定期連載小説『クロスセクション』を再開したいと思います。
その前に、続きを始める前に私の体験を整理してみたいのです。
本当は、○○をしたかったんだけど、あの時していなかったから……そういう、思い願っているだけでは手に入らないこともあるようです。
私にとって成功例は高校2年から入った吹奏楽部です。それまで親の意向で運動部にいて、高校ではより運動強度がきつくなり、運動部は辞めました。
なぜ高校レベルから吹奏楽についていけたか、というと私自身中学時代にクラシックギターを弾いたり合唱部にいたり、鍵盤楽器を活用して暗譜したりという具合でした。小さい頃から習い事でピアノを弾くような裕福な家ではありませんでした。ひたすらそれができる人がうらやましかったものです。
同じくハーモニーを奏でる仲間でありながら、その出自を見ればいろんな人達が混在していて、私の家がその中で最底辺だったという訳でした。育った家庭環境が異なるだけで後の人生行路が決まっていたという、それぞれが別々の道やレベルをたどらざるを得ない、不協和音も待ち構えていたわけです。
こうしてみていくと、人の一生は残酷なまでに互いに違っていくものだと思います。これが、階級間の『クロスセクション』を生き延び続けるための原動力になっています。
2024/07/18 ここまで
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