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2024/09/24 トイトイトイあくまの呪文

おはようございます🙏

いつだか某NHKラジオ第一で「閣下」ソングが流れていましたね。

『トイトイトイ』。

♪良いことありますように

一番怖いのが最後のスタンザ。ボリュームを絞ったなんてものではない、受話器をガチャ切りされたような途切れ方。すとっ、と日本刀かギロチンで首が切り落とされたような感じですね。

ギロチンといえばこの間のパリ五輪開会式のアレ。憶えてますか?そうとも知らず、しっかりと我が家のテレビデッキに録画されています。いつ見てみたいと思っても見られるのですが、相当の覚悟が要ります。

もうちょっと古い話をすると、ドリフの『8時だよ、全員集合!』の舞台でギロチンが登場したことがありましたね。志村けんに似せた「人形」の首を本当に落としてしまうという放送事故級。幼かった私も興味津々のところ父があわてて割って入り、チャンネルを切り替えて、何が起きたのか分からずじまいでした。

フランス人にとってマリー・アントワネットの生首は歴史の授業でちゃんと取り上げられている、興味本位でない人民の誇りかもしれません。ヨーロッパで専制主義にはじめて「ノン」を突きつけた出来事という見方もできるでしょう。

でも、あくまでもこの国では生首とか人の死は、興味と恐怖の象徴に留まっているように見えます。先ほどの志村けんがコロナ死を遂げたのも一種のセンセーションを残して、COVID19とは何だったのかという重い問いを残していきましたね。

先ほどのブツ切りになった『トイトイトイ』は、後世にどのような意義をもたらしていくのでしょうか。以上、私の拙い想いでした。

2024/09/22 blogger 収載 ここまで


2024/09/24 引用 ここまで

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