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明治神宮、鎮座百年大祭の写真ギャラリー50枚(2020年11月1日撮影)

日本一初詣の参拝客が多いこと(三が日で約300万人)でも有名な明治神宮。大正9年11月1日に創建され、2020年で100年を迎えました。

その100年目を迎える日の夜。僕は仕事終わりにカメラを持って鎮座百年大祭へ行ってきました。

今回のnoteはこの日、明治神宮に行きたかったけど行けなかった全ての人に届くと嬉しいです。

このnoteを書いているのは鎮座百年大祭から半年経った5月1日。いつかアップしようと思ったままでしたが、キリもいいなと思いまとめました。


明治神宮は普段、夜間は入れません

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2020年元旦の日中


日の出と共に開門し、日の入りに合わせて閉門する明治神宮。夜間に入れるのは例年では年越しの1日だけです。(2021年の夜間参拝は自粛)

しかし、この鎮座百年大祭が行われる10月30日、31日、11月1日の3日間は特別に夜間に入ることができました。


参拝客の願いが込められた「夢鈴(ゆめりん)」

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第一鳥居をくぐってすぐ目に飛び込んできたのは、上下2列にずらーっと並んだ夢鈴。風鈴と短冊が合わさったような灯りでした。


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夢鈴は2020年元旦から受付してました。


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明治神宮の散歩が好きな僕はこう書きました。


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こうやって1つ1つの夢鈴になります。



青色に照らされた木々の衝撃

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参道を進むと見上げた先の木々が青色に染まっていました。このカラー、ライティングによる立体感がカッコよすぎる。。


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こちらは2019年の大晦日に撮影。
夜間のライトアップが全然違います。


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ちなみにこちらは朝。
朝も美しくて好き。


「代々木」の由来、代々育つ樅(もみ)の木

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これでもかってくらいに照らさていたので近くまで寄らないと、文字が読めませんでした。

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これでも読みにくいので、日中に撮った写真を載せておきます。


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江戸を見渡せる54mの樅の木があったみたい。
見たかったな〜。


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柵で囲われているのが今ある樅の木です。


光の展示作品

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こちらはMIRRORBOWLER (ミラーボーラー)という団体の展示作品。植物と蝶ですかね。彩りが美しい。


リアルにミラーボールもありました。普段はこんな森を見ることはできません。



第二鳥居付近

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第二鳥居付近から、このようなパネルで明治の歴史が紹介されていました。


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木造の明神鳥居としては日本最大(高さ12m、幅17.1m)樹齢1500年以上の台湾ヒノキ造りで、1975年に再建された2代目とのこと。


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明治時代の人の活躍や、明治天皇のことが詳しく紹介されていました。(このパネルに関してはまた改めて書きたいな。。)


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ふと、後ろを振り返ると雲の隙間から月が。


見たことのない第三鳥居の風景

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空には4本のレーザーライトが照射されていて、鳥居周りの光が力強く、「なんだなんだ」と近寄っていきました。。


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南神門の前がサイケな空間になっていました。


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Green!!


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Yellow!!


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White!!
色になんか意味があるんだろうな〜。


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ライトが当たってない時はいつもの南神門、、ではないですね!何だ、あの2匹の鳥!!


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まずは金色の鳥へ。みんな写真を撮っています。


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金色の鳳凰!?
めちゃくちゃカッコいい。。


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すごい尻尾してますね。。


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続いて銀色の鳥の方へ。こちらも大人気!


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しっぽの形が孔雀みたいですね。

この金とプラチナ(銀じゃないようです)の2匹の鳳凰は、未来定番研究所がプロデュースし、名和晃平氏に依頼した彫刻作品Ho/Ohと呼ばれるものでした。なぜ、尻尾が孔雀に見えるのか、どんな流れで展示されたのかなど、詳しくはこちらのブログで紹介されてます。


紫色に染まる明治神宮境内へ

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御社殿が紫なんて、これも初めて。。参拝の行列ができていました。


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南神門はこちら側にもライトが。


午後19時半、突然空に轟音が鳴り響いた

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参拝寸前、後ろを振り返ると皆が空を見上げていました。


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轟音の正体は花火でした。どこにも書かれていなかったサプライズに、境内にいる人々から歓声が上がりました。


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11月の肌寒い夜空の下でしたが、心を花火に奪われた時間でした。


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鎮座百年目の年に世界を襲ったコロナ。「それでもなお、負けずにがんばろうぜ!」ってメッセージが花火に込められいるような気がして、少し涙が出ました。


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花火の打ち上げが終わった後、境内は少し興奮状態にありました。誰かが「この花火のこと言えなかったんですよね〜。」と言ってる声も聞こえてきました。


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皆の視線が空に上がったからか、満月の存在に気づき、撮影をしている人もいました。


帰り道のひかり

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たくさんの光のモニュメントがある中で、ふと懐かしさを感じ近づいたものがありました。これ僕の地元の奈良県でやっている燈花会(とうかえ)なんです。まさか東京に来て奈良を感じられるとは思いませんでした。


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この灯りを見て僕の中でスイッチが切り替わりました。この優しい温もり感をもっと表現したくなり、カメラのレンズをわざとボカしました。


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そのまま第二鳥居を撮ったり、


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MIRRORBOWLER作品を撮ったり、


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参道の光を撮りました。(右側で光っているのは樅の木)


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でも、青い光は普通に撮りたかったようです。笑


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しばらく歩くと出入り口の第一鳥居が見えてきました。あれ、この風景どっかで見たことある…?


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これでした!ちゃんと再現されてますね!


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未だかつて見たことのない明治神宮を味わえた最高の夜でした。(どうして1人で行ってしまったのか…)


明治神宮、鎮座百年大祭のまとめ

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明治神宮の神様が明治天皇と昭憲皇太后ということも知らず、ただ心地良い場所だなーと散歩を習慣にした2019年。その翌年が鎮座百年ということで興味を持って調べていった結果、僕は明治神宮が大好きになっていました。

2020年11月1日。この日は日中に見られる景観からは想像できない明治神宮となり、激しい興奮を覚えました。このような場に立ち会えたことに感謝しかありません。

2021年の11月1日も足を運んでみようと思います。


このnoteが鎮座百年大祭の夜の明治神宮を見たかった、行きたかった人に届くと嬉しいです。
今回も使いやすそうな写真はみんなのフォトギャラリーに登録しておきますので、ご自由にお使いくださいね!

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