【フォルケホイスコーレKompas1週間ツアー】5日目で選択した6つのこと(前編)
今日はオーフスというデンマークで2番目に大きな街に行きます。①企業視察 ②カオスパイロット日本人学生の話を聴く ③ピーターの自宅でディナーという3つが大きな目的です。
朝食後にホイスコーレの食堂でサンドイッチを作った後、7人で車に乗り込み約1時間かけて移動します。僕のiPhoneでミスチルを流すとTAKAさんが反応を示して熱く語ってくれました。やっぱこの人いいなぁ~。
1.Gejst Studio代表の話を聴いている中、強い睡魔に襲われた。耐える?
→はい
いいえ
すいませんダメでした。残念ながら後半はソファーに座ってほぼ意識が飛んでました。。
一応断っておくと話が退屈だったのではなく、時差ボケが未だに治らない状態でウトウトでした。
けど、前半はしっかりメモしながら聴いていたのでシェアしておきます。このGejst Studio(ガイススタジオ)はITソリューションの会社なのですが、僕が注目したのはGejstの意味が「情熱」だったことです。
代表のJesper(イェスパー)氏が会社設立時にマニフェストを作られ、それを彼の奥さんが見える化したというボードがオフィスに飾られてました。
心に響いた箇所を日本語訳しました。
・私たちは何よりも情熱を大事にしている
・心理的安全性を担保して正直でいられる空間を作っている
・ミスが大事。新しい道はそこから見つかる
・子供が初めてのモノに出会ったときのような感覚で作っていく
・その人本来の力を出すためにコーヒーやキャンドルなどヒュッゲを大事にする
イェスパー氏が面接をする際は「あなたは何に情熱を燃やしていますか?」と質問をするそうです。技術は後からでもついてくるからと。スキルよりハートってやつですね。
この選択がもたらしたこと
→イェスパー氏の情熱を大事にする想いが聞けた(前半)
2.カオスパイロット視察中での記念撮影にて変顔する提案。する?
→はい
いいえ
Gejst Studio視察後はピーターのオフィスでランチを経た後、歩いてカオスパイロットへ移動しました。ビルの中には学校以外にも企業(?)が入っていました。
僕は初めて「カオスパイロット」聞いた時、「???」と思ったので超簡単にまとめてみました。
・若い起業家を世界に輩出している、3年制のビジネスとデザインを融合した学校
・“世界で最も刺激的なビジネススクール”と言われている
・「カオス的な混乱した状況でもパイロットのようにナビゲートできる人材を育てる」ことに由来した名前
どんなところが「世界で最も刺激的」と言われているのかの神髄は、きっと入学してみないとわからないのですが、今回は現在日本人で唯一の学生であるダイチさんエスコートの下、お話を聞かせていただきました。
「ウェルカムパーティーで先輩にタトゥーを後輩皆で入れた。」
いきなりぶっ飛んでました。特に日本人の僕たちにはタトゥーの文化があまりないのでインパクト強めですね。
カオスパイロットにいる生徒は、人目を気にせずに自分らしくいること、正直でいることを大事にしていると言います。それはつまり自分の幸せを一番大事にしているからなんですね。
そしてこの日は夏休み明けのスクールが始まるタイミングで、クラスの皆がキャンプに行って帰ってきた日でした。
ダイチさんは参加しなかったそうなのですが(それも自由)、デンマークではカオスパイロット以外の大学などでも、学校のスタート時は生徒同士のコミュニケーションや対話に重きを置いているそうです。
学校ってのはただ知識を積む場所じゃないという表れですね。めっちゃいい。
そんな話を聴きながら(興味深い話はもっとあったのですが、今回は割愛。いずれ掘り下げてみようかな…)最後に皆で記念撮影。
ダイチさんが「変顔で!」と言って僕は少し戸惑いましたが、「カオスの学生は朝飯前にやってるんだよ」とのこと。
負けてらんねぇ!
ってことで撮ったのがこの写真。
ボディアクションに思いきりが足らなかったですね。。
この選択がもたらしたこと
→人目を気にしなければ、もっと楽しくなる!
3.北欧最大の図書館前に大きな鷲が現れた。背中に乗せてもらう?
→はい
いいえ
カオスパイロットを後にした僕たちは、1時間程の 余裕があったので来る途中で見た図書館DOKK1へ立ち寄りました。
このDOKK1は子供から大人に至るまでの地域の人々と13年間の対話の末、2015年にオープン。翌2016年には“Public Library of the Year Award 2016”を受賞しています。
・機能的かつ美しいデザイン
・あらゆる年齢層、社会階層に対して開かれた図書館であること
この2点が受賞理由なんだそうで、僕自身何よりも目を引いたのは未来感のあるカッコいいデザインです。
外観は現代の科学特捜隊とでもいった感じで、内観はただ解放感があるだけでなく想像力を掻き立てられるような光や色遣いが印象的でした。
そこにいる人たちは平日の日中ということもあって、赤ちゃんや子連れのママたちや、学生やご老人など色々でした。
本を読むスペースだけではなく、ワークショップを開くようなルームや子供たちが遊べるような場所も多くありました。
入口付近には鷲のオブジェがあって子供たちが背に乗って楽しそうに遊んでいたので「僕もあのラーミアに乗りたい…」と思い直行。
こんな場所が自宅の近所にあれば通い続けるだろうな。。。
この選択がもたらしたこと
→子供のような好奇心を持つとやっぱ楽しい!