2年ぶりの久米島、世界は幸せに満ちているなんてクサいことを言いたくなるほど幸せな時間
こんにちは!
人間修行中のおかもってぃです。
約2年ぶりに、第2の故郷、沖縄の久米島に帰りました。本当に楽しくて嬉しくてたまらない時間でした!
自分はやっぱりこの島が好きなんだな~ということを強く実感したのですが、自分が『人間』に近づけているゆえに、より素敵な時間になったな~と思っています。
たぶん、人間になる前の自分だったら、ここまで幸せな感情は抱けなかったですね。
そんなわけで『人間』として初めて島で過ごしてみて、感じたことを書いていきたいと思います。人間でなかったときの自分だったらどうなるかのケーススタディも隠すことなく書いていきますが、どうか嫌いにならないでください。人間でない人はこんな感覚で生きざるを得ないんです。
ではどうぞ!
人間になると今この瞬間を楽しめる
島について初日、島にいたときからお世話になっている素敵な夫婦と夕飯を食べました。美味しいものを好きな人と一緒に食べて、会話を楽しむ、そんな時間がただただ楽しくて幸せだったんですね。
えっ・・・!?何を当たり前のことを書いているのかって???
それが違うんですよ!今までの自分だったら、このように感じられなかったんです。
「自分の体調を整えたいから、夜10時には帰りたいな~」とか
「あ~もっと勉強しなきゃいけないのにな~」とか
今から思えばくだらないことに気が散ってしまって、先のことを考えずにその場に集中することができないことがあったんですね。
いや~もう軽くクズですわ、本当に。
でも、今回は、本当の意味で「その場にいること」ができました。変な思考に囚われることなく、純粋にその場にいることを楽しむことができたんですね。その時間が本当に豊かだったんです。
なんかよく「今ココ」みたいに言うじゃないですか。なんとなく好きではない言葉だったんですが、「ああっ、こういう感覚を、今この瞬間を生きるということなんだな」と僕は今回初めて体験することができました。
この感覚は確実に人生豊かにしますね。人間になれて良かった。
人間になると喜びが増大する
自分が旅をするときは、基本的にそんなに予定を組まず、その日その時のテンションで行きたいところを決めます。
今回もそんな感じで島内をふらふらしていたので会えた人と会えなかった人はいたのですが、それでも、「会いたいな~話したいな~」と思っていた多くの人に、良いタイミングで会うことができました。
それでね。久しぶりに会いたい人に会えた時の喜びがね。もうすごいんですよ。『心躍る』ってこういう感覚を言うんだなというくらい、ウキウキするんですね。
人間であるみなさんからすれば当たり前の感覚だと思いますが、人間でなかった僕からすると、ここまで胸が躍るような感情を抱くのはなかなかない経験でした。『会えて嬉しいけど顔にまでは出ない』程度の感情表現がやっとだったと思います。
でも、今回久しぶりに島の方に会えたのが本当に嬉しくて、、、たぶん、長旅から帰ってきた飼い主を、全力でしっぽ振って迎える飼い犬くらいにはしゃぐことができた気がします。
これすごく幸せな感覚ですね。人間になれて良かった。
人間になると人の幸せが嬉しい
僕が所属していた地区で子どもが一歳になることを祝うイベントが開かれていました(沖縄では、生まれた子供が一歳になったときに、盛大にお祝いする習慣があります)。
ずっとお世話になっていた地域の方々にも会うことができてすごく嬉しくて、本当に良いタイミングで帰島できたなと思います。
ご両親は、青年会活動をしていたときに僕もお世話になったお二人。その2人の大事なときを祝えるなんて、なんてラッキーなんだと思ったと同時に、そんな風に感じている自分の変化にすごく驚きました。
「はっ?お祝い事なんて嬉しいに決まってんじゃん」と思った『人間』の皆様、甘いですよ。人間でない存在をまだまだ分かってないですね。
人間じゃなかった僕からすると、「お祝い事か~、ご祝儀渡さないとだし、ちょっとめんどくさいな~」とか思っちゃうんですよ。本当に。
いや~もう軽くクズですわ、本当に(Take2)。
純粋に誰かの幸せを喜べることが今回初めてだったんです。
『人の幸せが自分の幸せである』
きっと義務教育で教わるレベルの道徳観を30歳になって初めて身に付けることができました。
自分だけじゃなくて、人の幸せも喜べるなんて、これすごく素敵じゃないですか?人間になれて良かった。
世界は幸せに溢れている
そんなこんなで、人間になれたおかげで本当に楽しくて嬉しくて幸せな時間を過ごすことができました。
人間にならないと、こんな感情は抱けなかった。人間になると、こんなに豊かな経験ができるんですね。
会いたい人がたくさんいて、再会を喜んでくれる人がたくさんいて、本当に幸せだな~と、心から実感できた旅でした。
久しぶり、ということはあるけれど、会っている人もやっていることも、島に住んでいたときとは大きく変わらないはず。
でも、その感覚に気付けなかった昔と気付けた今がある。
幸せはいつもそこに溢れている。
気付けるかどうかは自分次第。
人間じゃない存在と人間である存在、どっちを選ぶも本人の自由だけど、それでも、人間である世界には、びっくりするくらいの感動や喜びがある。
人間になれて良かった。
最高の時間でした。
また、島に帰ります。そのときにも、みなさんにお会いできると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
人間修行は続く。。。