【12月7日(土)開催】大人も子どもも楽しく!発達遊びの会@小田原
こんにちは。
ボディフルサロンiwayatoの耕平です。
前々からずっとやりたかった体育館企画を、ようやく実現することにしました。
題して、『大人も子どもも楽しく!発達遊びの会@小田原』です。
12月7日(土)の10時から12時で、小田原スポーツ会館で行います。
参加費は無料。
参加希望の方は、以下のフォームより申し込みをお願いします。
大人も子どもも、楽しく遊びながら、身体を発達させていきましょう!
以下詳細です。
どんな会なの?
ボールを使ったり、道具を使ったりして、楽しみながら身体を発達させていくことを目的とした会です。
このような目的はあるものの、ゆるく楽しく遊んでつながれれば、それで良いかなとも思っています。
以下、詳しく『身体の発達』やこの会について語っていきますが、長くなるので興味のある方のみお付き合いください、笑
『身体の発達』って?
ヒトという生物が、本来持っている身体の機能を使えるように、身体を育てていくこと。
これを『身体の発達』とここでは定義します。
例えば、ボールをキャッチするのが苦手な人、いませんか?
ボールをキャッチするには、
ボールと自分の距離を目で正確に把握(目の機能)
ボールが取れる位置に身体を移動させる(目と身体の協調)
タイミングを合わせて手を出し、ボールをキャッチする(目と手の協調)
上記のような段階をクリアする必要があります。
これらはいずれも、生物としてのヒトには本来備わっている機能。
たとえ今の段階で苦手だとしても、身体が発達すればボールをキャッチできるようになるんですね。
なんで身体を発達させる必要があるの?
「ボールをキャッチできるようになったところで、何の意味があるの?」と、思われた方も多いと思います。
子ども時代ならまだしも、大人になったらキャッチボールスキルなんて、大抵の人にはほぼ必要ありません。
しかし、身体の発達と精神の発達は連動しています。
例えば、、、
人間の運動は、
脊椎運動
↓
相同運動(左右一緒)
↓
同側運動(左右別々)
↓
対側運動(左右別々だが連動して)
上記のように進化していきます。
そして、身体のコントロールと共に、情動のコントロールも身に付けていきます。
相同運動の動きを獲得する中で、感情のコントロールを獲得し(抑圧ではない)、
同側運動の動きを獲得する中で、感情の切り替えを獲得していきます。
全身を使って、対側運動でボールを投げられない場合、上記のような精神的な面で躓きがある場合があるのです。
他にも、、、
落ち着いて座っていられないのは、身体が未発達で座る姿勢がしんどくてストレスなのかも。
集中力が続かないのは、身体が未発達で、意識したところに注意を向けることが難しいのかも
人に叱られるとひどく落ち込んでしまうのは、身体が未発達で、過度に自分を責める思考をしてしまいがちなのかも
などなど他にもいっぱい。
身体の未発達は、身体だけでなく、精神の成熟、生きやすさにも大きく関わってくるんですね。
なんで『大人も』なの?
発達遊びの会では、『大人も楽しむ』ことを大事にしています。
これには3つ理由があります。
①子どものための遊ぶ場はけっこうあるけど、大人のための遊ぶ場はあんまりない
子育てをしていると思うんですけど、子どものための遊び場はあるのに、大人のための遊び場って、あんまりないんですよね。
自分の趣味を楽しんでいる時間は『遊び』になるとは思うんですが、そういう場所ってたいてい子どもはいっしょに行けないんですよ。
なので、夫婦のうち、どちらかが面倒を見て、もう一方が楽しんでくるというパターンになりがち。
もちろん、それもあっていいんですが、そうではなく、子どもも連れていけて、かつ大人も身体を動かして楽しめるような、そんな場所があったらいいなと思っています。
②大人も発達の余地がある
大人になった今でも抱えている悩みや困りごと、その原因は、ただ身体が未発達なだけの可能性があります。
大人にだって、発達遊びは必要なんです。
いつから、何歳からでも、身体を発達させることは可能なので、遊んで楽しみながら身体育てていきましょう!
③子どもは親の動きをコピーする
子どもは親の動きを良くも悪くもコピーします。
なので、親がまだ未発達なところは、子どもも未発達であることが多いです。
子どもだけでなく、親も一緒に発達することで、子どもの発達は促進されるので、ぜひ親子で一緒に身体を育てていきましょう。
発達する遊びをする上で重要な視点
身体の発達を目的とした遊びにおいて重要なのは、
身体の発達プロセスにあった動きを取り入れること
原始反射の統合によい動きをすること
上記2つだと思っています。
①身体の発達プロセスにあった動きを取り入れること
まず「投げる」ができるようになって、
そのあと「取る」ができるようになります。
このように身体の動きには段階・プロセスがあって、そのプロセスにあわせて選ばないと、簡単すぎて・難しすぎてつまらない、となり遊びに発展しません。
今、身体が楽しめるプロセスは何か?
その視点で遊びを選んでいくことが大切です。
②原始反射の統合によい動きをすること
原始反射は、赤ちゃんが自分の身を守るために持っている、自動的な反応・動きのこと。
驚いたときに、ぱっと身体を広げ、そのあとゆっくり縮こまるモロー反射
ほっぺをつんつんされたら、つんつんされた方を向く探索反射
などなど
いろんな種類があります。
成長していくにつれて、自動的な反応は消失し、その動きを含んだより複雑な動きができるように、身体も脳も発達していきます。
しかし、この原始反射が残っている場合がけっこうあります。
原始反射が残っていると、身体が上手に動かせなくて、身体を段階的に発達させていくことが難しくなります。
発達のプロセスを見ながら、原始反射の残存に良い動きも取り入れられると、身体はぐんぐん育つはず(まだ仮説です)。
このような理由から、
発達のプロセスにあっていて、原始反射の統合に良い遊びを紹介しつつ、実践できたらなと思っています。
イベント詳細
日時:12月7日(土)10時~12時
参加費:無料
場所:小田原スポーツ会館※駐車場有
定員:10名ほど
申込は以下のフォームから↓↓↓
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