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いのち紡ぐ


ひめゆりの塔と平和祈念公園を訪れました。
(写真は祈念公園にある平和の丘)医師になる前に「いのちを見つめる」時間を持ちたいと思い、沖縄に一人で伺いました。

この旅で強く心に残ったことは、
•戦争を自分たちの世代はどう受け止めるのか
•本気でいのちを守るために動けてるのか
という2点です。

戦争を直接経験してきた方々がご高齢になり、戦争の経験をどのように紡ぐのか、という問いは私たちの世代が答えを示す責任があるのではないでしょうか。

特に私は「戦争に対する考えを、国境なく私たちの世代で分かち合う場」が必要ではないかと考えています。戦争は国と国の争いで、お互いに非がありながら、その弔いは継承はその国ごとに行われることがほとんどでありました。(国の重要人物が弔いをするなどはありますが、、、) 

だからこそ、SNSやインターネットの普及で、ボーダーレスが進む今の若者世代が、国際的な議論のもとで戦争を再定義し、その上で自分たちはどう生きたいのかを選択する時間を世界的に持ちたいと考えました。

また今の自分はその議論ができるほどに、いのちに向き合えているのかと感じました。いのちを守るアイデアを出し、実証実験を繰り返していきながら、社会実施に向けて動いてはいますが、これが本当に正しいのか?目の前にあるいのちを救わないといけない瞬間と同じ想いで、取り組めているのか、深く考えされました。

最後に、「いのち紡ぐ」というタイトルにしましたが、いのちは悼むものであっても失うものではありません。紡がれるものです。自分の人生で、何を後世に残す人物になりたいのか、死に方から逆算して、生き方を考える時間を持とうと思います。

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