【本気100% 出張撮影レポ #13】2泊5日の弾丸石巻帰省
この記事は「10年の幸福写真」出版前に書かれた記事です。
こんにちは、実行委員会のかづこです。こどぱにーを共に設立した大切な仲間のなおこが記念撮影した感想や想いを書いてくれました!もう一緒に撮れないと思ったけど、粘って良かったー(*^-^*)幸せでした。
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昨年11月のこと。6年ぶりに石巻へ。
いろんなタイミングがピタリとはまって、結果、すごーくハードなスケジュールに夫とこども達も巻き込んでの弾丸帰省。
今思っても、あのタイミングだったからこそ家族そろって行けたんだと思う。
きっかけをくれた、かづこ、けーすけさん、きみちゃん、ほんとにありがとー!!! いつもすべてをまるっと受け入れてくれるけろちゃん、石巻のみなみなさまほんとにほんとにありがとう!!
も少し落ち着いたら、今度はゆっくり、お茶っこしながらみんなに会いたい。
6年の月日はすっかり私の記憶とは違った景色に変化を遂げてて、道に迷いまくりだったのが正直ショックだった。
でも、変わらず「久しぶり〜!」って、笑顔で受け入れてくれるみんなが居てくれた。
たくさんの命が失われ、悲しいことがいっぱいあって、たくさんの涙もみてきた。
でも、ここで、私はパートナーと出逢い、二人の子宝にも恵まれた。
かけがえのない出逢いと経験がたくさんあった。
石巻は私にとって愛のかたまり。
すべてに感謝しかない。心からの愛を込めて、ありがとう。
さて。 なぜ、2泊5日の兵庫⇄石巻の弾丸帰省を決行したかというと、、
10年の幸福写真↓
https://koufukushashin.com/?fbclid=IwAR3W7CxW60mxISY-BT6m3bGWUuCDcuzdVUxSL3nzXHmHN4-NR1Iy4ZDpT_Q
↑上記の、かづこが実行委員している、写真展と写真集の撮影のため。
行く!絶対!! と思いながらもいろんなタイミングがなかなか合わない…
最悪、リモートで撮影?なんて話しも浮上したけれど。
諦めずに信じてると、チャンスはやってくるもので。。。
あれからもうすぐ4ヶ月にもなってしまうのだけど、3月11日を迎える前に、あの時の気持ちを記しておきたくて。
「石巻は、私達家族の原点。」 だから、やっぱり一家揃って帰りたい。 父ちゃんと母ちゃんは石巻で出逢ったんだよ〜って事はよく話しているけど。
成長したこどもたちに実際に石巻を感じてほしい。
石巻には大切な家族みたいな存在がいっぱい。 その中でもかづことけろちゃんは一緒に暮らしていた事もあって、私が関西へ嫁いだ今でも、ただの友だちや仲間とかじゃなくて、ソウルメイトみたいな、血の繋がりとかないけど、家族みたいなどんな時も味方でいてくれてパワーを与えてくれる存在だ。
今の家族があるのは、石巻の家族がいてくれたから。
撮影の場所は、「プレーパークわたのは」
所属していた緊急災害復興支援チームが2年の活動を遂げ、撤退を決めた時、 けろちゃんが新たに団体を立ち上げる決意をした。
こどもの遊び場づくりを通してのコミュニティの場づくりはまだまだ必要と私も感じていた。
かづこが事務局やるよ!って言ってくれた。
東京都の羽根木プレーパークなどへ視察に行ったり、長野のフリーキッズヴィレッジに住み込みで研修に行ったりもした。
「こども∞感ぱにーの誕生」
こどぱにーのはじまりは今の「プレーパークわたのは」だった。
たくさんの出逢いと経験を積ませてもらった。
あの頃はお金はなかったけど、お金じゃ買えない、濃ゆい時間を過ごさせてもらってた。 1年が10年分くらいの濃さ!?
何より、すごくやりがいがあったし、こんな楽しくて有難いお志事は今までなかった。
もちろん、楽しいだけじゃなくて、失敗もしたし、お叱りを受けたりすることもあった。 落ち込んだりすることもあった。
「何があっても大丈夫。 すべてはうまくいっている。」 けろちゃんが教えてくれた言葉。
「受け入れる」
かづこが、こどぱにー1年めの時に、事務所に貼ってた言葉。
どっちの言葉も、今も変わらず、私を支えてくれる言葉。
三人三様で、全然タイプが違うのに、ほんと絶妙なバランスで動いてたんだな。
私がこどぱにーの一員として活動していたのは、ほんの1年ほど。
東日本大震災から11年を目の前に、わずか3年程で石巻を離れた私が、何かを語るのは烏滸がましいけれど、 今も石巻にどっしりと根を下ろし、すっかり地域に溶け込んでる2人に、感謝と尊敬の念でいっぱいだ。
本当にいつもありがとう。
雨がぱらつく11月の寒空の下、年甲斐もなく、短パン履いて、裸足になって、絵の具まみれになった事は一生忘れない。 原点に帰った日。 笑いすぎて涙が出た日。
そして、撮影してくれた、けーすけさんときみちゃん、2人の心くばりがほんと温かくって。
幸せな時間をありがとう。
もうすぐ写真集が完成する。 みんなの幸福の瞬間を手にする日が楽しみだ。
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