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【お知らせ】日本生活学会『生活学論叢』Vol. 43に共著論文掲載
続けてお知らせになります。
2023年12月に刊行されました、日本生活学会の学会誌『生活学論叢』Vol. 43に共著論文「野外飲酒とはいかなる飲み方なのか? : 池袋西口公園における考現学的調査を通して」(共著:関駿平・庄子諒・鍋倉咲希)が掲載されています。
その名前のとおり、池袋西口公園をフィールドにした研究です。全員、立教大学の元院生です。池袋西口公園の再整備が発表された2019年11月ごろから考えると4年ほどかかった論文となるので、感慨深い一本になりました。
関さんのTwitter(X)での投稿が結構伸びていたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
『生活学論叢』に」野外飲酒とはいかなる飲み方なのか?」が掲載されました。
— せきがはら (@ss19940403) December 24, 2023
コロナで騒ぎ明かすような若者たちの「外飲み」が取り上げられる報道に惑わされず、合計2624人の公園の生活者を観察した、地道な調査成果です。
本稿の執筆に際して、考現学の可能性をあらためて認識できました(続 pic.twitter.com/sJgrTU7dnm
野外飲酒はコロナ禍のなかで問題視されましたが、私たちはその数年前からその様子を見ていました。コロナ禍の「野外飲酒」への報道と、わたしたち自身の見てきた野外飲酒とのあいだの「ずれ」が、研究の発端となっていたように思います。
ぜひご一読いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。