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釈迦の説きがたり一日一話
三月八日 義 理
世の中から義理というかけ橋が外れてしまうと、お互いの人間関係も、たがの緩んだ桶のようなものでいつバラバラになるか分かりません。義理のかけ橋は向うから掛けられるのを待つのでなく、此方からちゃんと掛けて行くべきです。
いつ外れかゝるか分からない人間の繋がりも、義理というかけ橋を忘れなかったら、しつかりつなぎ止めることが出来るのです。
ついうっかりと不義理をして、向うから橋を外されないようにして下さい。うっかりするのは貴方の心のねじが緩んでいるのです。ときどき橋も点検して緩んだねじは締め直しておきましょう。
渡れる橋は一本でも多い方が、貴方の人生が豊かで楽しいものになるでしょう。
常岡智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。