釈迦の説きがたり 一日一話
三月二十三日 つじつま
世の中、一見不公平のように見えていますがそうではないのです。
何事も公平に収まるようになっています。たとえ貴方の目の前では不公平に映っても、それはちゃんとつじつまが合って公平に収まるようになっているのです。つじつまの合っていないときだけを見て云々しないことです。
常日頃多少気に入らぬことがあっても、すぐ腹を立てゝ物事の批判をしたり、相手を責めたりしないことです。
事の大小にかゝわらず、世の中すべて自然の裁きを受けて収まって行きます。貴方のしていることもそうなって行くのですよ。決して油断をしないことです。
常岡智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。