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釈迦の説きがたり 一日一話
三月二十六日 煩 悩
では煩悩とは何でしょうか。
それを木に例えれば、大きな根を張った欲望という木に茂っている枝や葉がすべて煩悩なのです。
だから人間が生きるという欲望を持つ限り、生きる為の欲望とそれに伴う煩悩が、果てしなく広がり続いて行くのです。
どんな小さな欲望もそれが皆煩悩になるのです。あれがしたい、これが欲しいと思えば、それが煩悩の起こりです。私達は、見るもの聞くもの身体で感じるあらゆるものから煩悩を生じます。
常岡智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。