釈迦の説きがたり一日一話
四月二十六日 すがた、かたち
人間には人間の、すがたかたちがあるし他の動物も皆夫々に、すがたかたちを整えている。その格好には皆意味があって夫々その格好に合せて生活している。
ところで、人間である貴方の格好はどうですか、一度上から下まで、自分のすがたかたちをじっくりとよく見ることです。
鏡に映った一人の人間、それはいつも見ている自分の顔であり姿ではあるが、ハテ、この人間は一体誰なのか、どんな顔か、何を考えているのか、何をして生きているのか、この人間のすがたかたちはこれでよいのか、と全然知らない人を見る目でじ一っとよく見るのです。
さて、貴方はどんな人間でしたか、どんなすがたかたちをしていましたか。我ながら納得しましたか、そのすがたかたちが誰の目にも貴方として映っていることを忘れないようにして下さい。
釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。
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