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釈迦の説きがたり一日一話
五月十九日 己れを知る
他人のことはよく分かるのに、自分のことになると案外分からないものである。
貴方は自分がどんな人間なのか、本当のところよく分かっていますか。自分は一体どんな人間なのか、先ずそれをよく調べてみることです。良いところも悪いところも皆えこひいきをしないで、正確に調べることが大切です。
自分がどんな人間であるのか、それがよく分かってこそ自分を大切にして生きて行くことが出来るのです。
本当の自分がどんな人間であるのか分からずじまいで一生を終る人が大勢おります。これ程自分を粗末にしたことはないのです。此の世にたった一人しか存在しない自分を、よく見定めもしないでその一生を使ってしまったのですから。
貴方がそんなことにならない為に、もう一度自分をよく知ることです。
常岡智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。