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釈迦の説きがたり 一日一話

     四月二十日   お寺参り

 貴方はお寺へお参りをしたことがありますか、お寺は全国各地至る所に建っていますから皆さんよく知っていると思います。

 中には名所旧蹟となってその為に訪れる人も多いわけです。そしてお寺のたたずまいや辺りの風景を見て楽しみます。

 しかし、お寺には建立された時のいわれが必ずあります。それがお寺の心です。その心を伝えておられるのが御本尊なのです。お寺には隅ずみまでお寺の心がしみ込んでおります。お参りをしたら何となく気分が良い気持が晴れるというのは、貴方がお寺の心に浸って救われたからなのです。

 お寺は死んでからお世話になるところだと思わないで、せいぜい生きている間にお参りしてお寺の心に浸って下さい。


釈迦の説きがたり 一日一話より

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     釈迦からのメッセージ

 私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。

 生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。

 この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。

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