釈迦の説がたり一日一話
六月五日 挨 拶
朝起きると「お早う」と云って挨拶を交すが、眠い目をこすりながら何も云わない人も居る。仕事場へ行って皆さんに「お早うございます」と云って夫々に挨拶を交すが、中には何も云わずに、不機嫌な顔をしてぬっと出て来る人も居る。
朝起きぬけに、また仕事場での第一声に、元気よく機嫌よく「お早うございます」と挨拶の出来ることは、その日の良きスタートを切ったことになる。
「お早うございます」と、この一言の挨拶は、相手へも自分にもーつのけじめとなる言葉である。
常岡智寶著 釈迦の説きがたり 一日一話より
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釈迦からのメッセージ
私は生存中に、さまざまな修行をして数多くの教えを残したが、今ここで云えることは、人間は幸せには中々ようならぬということである。
生きている間も、死んでからも、求め続けるばかりで幸せとはどんなものであるかを分かろうとしないからである。人間にとって幸せとは夢かまぼろしのようなものである。
この物語(釈迦の説きがたり一日一話)は、難しい経文や教えの分からない人でも、自分達の身近な事柄の中から心が開けて、一歩でも半歩でも極楽への道を歩んでもらいたいという私の願いからである。
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