最近プレイリストに追加したアイドル楽曲を軽く紹介してみる。(2021年8月)
こんにちは。
ろしあです。
私が住んでいる札幌は1週間前とはまるで別の場所のように肌寒いそうです。
私はそのタイミングで名古屋に帰省したのでわかりません。
もしかしたら私は松岡修造なのかもしれません。
私は日々アイドルを聴いています。
特に好きなのは、ukka、sora tob sakana、クマリデパート、Devil ANTHEM.などです。
あと、それ以外で私が好きなグループもたくさんあるのですが、おそらくそれらの特徴は、どこも楽曲に力を入れている、いわゆる「楽曲派」と言われているようなグループなのかなと思います。
なので、私はアイドル楽曲でも特におしゃれなものを好む傾向があるのかもしれません。事実、アイドル以外でも、もともと渋谷系音楽とか好きですし。
そんなアイドル楽曲を聴いていく毎日で、気に入った曲をひたすらプレイリストにぶっこんでいったら....
680曲以上になりました。(2021年8月現在)
↑ちなみにこれがそのプレイリストです。年代順に並べてあるので、最初の方はほとんどAKB楽曲です。
アイドル楽曲ってすごいんですよ。アイドルっている存在に歌を歌って踊らせればそれはつまり「アイドル楽曲」なんですよね。
なので、アイドル楽曲にはどんなジャンルも揃っています。
私はアイドル楽曲のそんな魅力に魅了されたオタクの一人です。
本題に入りましょう。
日々アイドルを聴いていると、それまで全然知らなかったグループにすごく気に入る曲があることに気付いたり、好きなグループが出した新曲がすごくよかったりと、日々「良曲との出会い」があって楽しいです。
最近もたくさんいい曲を見つけたので、せっかくなので記事にして10曲くらい紹介してみようと思ってこれを書いています。よかったらアイドル楽曲を聴く参考にしてください。
(アイドル詳しい人はここで紹介する曲なんて普通に知ってると思うけど)
なお、私は音楽理論やジャンル論に全く明るくないので、そういう視点からの詳しい解説はできません。何卒、お許しください。
1.元々好きなグループの新曲
とはいってもそんなに新曲でもないかもしれない...
「今年出た曲」くらいの認識で。
1-1. =LOVE「cinema」
指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ、=LOVE(通称 イコラブ)。そのガーリーな雰囲気で女性ファンも多く獲得していますね。
個人的には、坂道シリーズの次にはここが来て欲しいとずっと思ってます。
この曲はそのイコラブが今年の5月にリリースした1stアルバム『全部、内緒。』の新録曲。個人的には一番好きです。
イコラブといえば「かわいい」や「青春」を前面に押し出した王道アイドル曲が多い印象ですが、この曲はすごくおしゃれ。
正確に言うと、すごく王道だけどおしゃれ、といったところでしょうか。
先日、23歳を迎えた音嶋莉沙さんがこの曲のセンターを務め、会社の先輩との初デートを歌った楽曲。聴けばなんとなくわかりますが、おそらく新卒の女の子がテーマなのだと思います。
作詞は指原P。今作も緻密な作詞で好きです。
1-2. ピューパ!!「Re Enter」
いつも通りしっかりバンドサウンドでめちゃめちゃかっこいい。
ピューパ!!はやっぱかっこいいですよね。ここのディレクターさんは元々、法政大学のフォークソング研究会だったのだとか。
あと、運営さんの公式Twitterのテンションがやたら高いのも好きです。
MVはメンバーが歩いて新宿駅から新宿MARZの前などを通りながら新宿ロフトに向かう様子を描いています。
あと、サビでメンバーが立ち位置が入れ替わるところがかっこいい。
(参考)ピューパ!!の「Gardenia」がめちゃくちゃいいので聴いたことない人は聴いてください。
重なっていた視線
目を逸らす時までは
僕だけが見ている
梔子の花 (歌詞より)
1-3. Malcolm Mask McLaren「Life」
メロコアのアイドルといえば〜!
マルコム!
ということで、Malcolm Mask McLaren(通称:MMM)です。
このグループ、過去にはDragon Ashの「Drugs can't kill teens」をカバーしてたりして、そういうところ、すごく好きです。
話戻ります。
「Life」、サビがひたすらエモい。
「受けた傷は強さになる〜」の辺りでエモさが最高潮に。(語彙力)
カッコ良くて、明るい。
これはメロコアというジャンル自体の特徴でもあるのかもしれないけれど、マルコムの楽曲の良さってそういうところだなと勝手に思ってます。
カッコ良さに明るさが押されずに共存しているんですよね。
2.たまたま聴いて気に入った曲
ここまでは、私が普段からしっかり聴いているグループの曲でしたが、ここからはあまり知らなかったor知っていてもそこまで詳しくないグループの楽曲で最近気に入って聴くようになった曲を7曲紹介します。
2-1. fishbowl「朱夏」
この曲紹介するためにこの記事を書いたと言っても過言ではないです。
fishbowlは今年、静岡県で結成されたグループでプロデューサーは「あの」ヤマモトショウさん。
最近だとリルネードの私の大好きな曲の「フォークソング」を作った人。
fishbowlはそのヤマモトさんが曲を作っているわけで、当然曲がすごくいいわけですが、特にこの新曲「朱夏」がヤバイんです。
こういう曲が突然出てくるからアイドルは面白い。
大人っぽくも幼くもある声で、青春の「あの夏」をおしゃれに歌っています。
瞬間、
夏の向こうに沈んでいく
朱い色が今僕らの、背景になる
理由になる
こんな風に僕ら生まれてきたのだろう (歌詞より)
聴くとサビの「瞬間」は「朱夏」に聞こえます。これは歌詞カードを見ないとわからない、そういうところも楽しい。
夏をテーマにしたアイドル楽曲は山ほどありますが、こういう風に「どこか懐かしい夏」を感じる曲はそんなにはないかもしれません。
いいグループを知れました。
これからがめちゃくちゃ期待できるいいグループです。
2-2. くぴぽ「眠いよ青春」
「大阪で一番売れてないアイドル」というキャッチコピーで活動しているくぴぽ。
絶対そんなことないですよね。この曲以外もめちゃくちゃいいし。
プロデューサー兼メンバーのまきちゃんは男性なので、ボーカルに男声が混じるのですが、それもまたいいスパイスになってて聴きやすいです。
この曲だが、歌詞全体に漂うちょっぴり切ない空気が美しい。
子どものときにぼんやりと抱いていた大人への反発心をずっと捨てきれずに身体だけ大きくなっていってしまう、そんな感情は多くの人が経験するのではないでしょうか。でもそんな歌詞それがちょっぴり心地いいですよね。
幸せの風船抱きしめたら
大きい音でいつも割れちゃうよ
責任取ってね 幸せだよ
今日も君は眠って聞いてない (歌詞より)
2-3. SOL「夏の魔法」
SOLは個人的には「好きなグループが出てるフェスによくいるグループ」というイメージで、これまであまり聴いたことはなかったのですが、たまたま見たライブ映像ですごくこの曲にハマりました。
この曲もちょっぴり切ない感じの夏の曲。
多分こういう曲はみんな好きなんだと思います。
サビの
焼けた肌に微かに残る
とか
寄せては返す波の中へ
みたいな歌詞とその箇所のメロディ、私はこういうのに弱い。
あと、「寄せては返す波の中へ」のとこの振り、絶対楽しい。私もやりたい。
このグループの曲はちゃんと後で聴いてみよう...となりました。
ということでこの記事最後まで書いたら聴いてきます。
2-4. PANDAMIC「good dayなday」
私がもはや崇拝レベルで(←やめろ)解散後も推しているsora tob sakanaの後輩グループなので、PANDAMICは当然チェックしているし、メンバーさんも知っているのですが、これまで聴き流してきたこの曲が最近急に自分の中でハマって、よく聴いています。
そういうことありますよね。それまではそこまでだった曲が急にすごくいい曲に思えてきて好きになる。そういうときって、もはやこれまで自分が聴いていたのは別の曲だったんじゃないかレベルで曲の聴こえ方が変わりますよね。音楽って本当に不思議なものですし、音楽のそういうところに一度魅了されてしまうともう終わりですよね。
ギターサウンドが心地良くて、ボーカルは軽く力を抜いた感じで歌ってる感じがすごくいいですよね。
私は歌い上げて歌唱力で殴るような曲よりも、この曲のように呟くように歌う(?)曲が好きなのかもしれないです。いやもちろん歌い上げる曲も好きですが。
でも、わりとアイドルってそういう力抜いて歌うグループ多くて、そういう音楽好きな人は意外とアイドルハマるかもしれないし、そういうアイドル楽曲の要素が一部の楽曲のおしゃれ感にも影響しているのかもしれないですね。
あと、この曲みたいなクラップ、大好物です。多分初見殺し。
クラップが複雑なアイドルグループばかり推したがるタイプのオタクなので()
みなさん、「ジ・ズー」(PANDAMICや開歌-かいか-、sora tob sakanaなどの運営)のアイドルグループはいいですよ。(宣伝)
先が見えないのは 夜が長すぎるせいだ (歌詞より)
2-5. ASP「A Song of PunK」
BiSやBiSHが所属している事務所、WACKが今年の3月に結成した新グループ、ASPのデビューアルバム『ANAL SEX PENiS』に収録されているのがこの曲。
このグループは元アイドルネッサンス、元CARRY LOOSEのユメカ・ナウカナ?さんがメンバーの一人として活動しています。私はアイドルネッサンスが好きだった人間なので、彼女の動向は追っているのですが、その中でこの曲は知りました。
ちなみにアイドルネッサンスではこの曲が一番好きです。
話戻ります。
このグループ、前述のデビューアルバム名を見れば推測できるかと思いますが、かなり攻めた(察してください)単語の頭文字を取ったグループ名なのです。しかし、アートワークや音楽を見る限り、80〜90年代ロックの香りがプンプンしてかなりいい予感です。
私はWACKに関してはそこまで詳しくないのですが、名前とは裏腹にBiSのようにWACKの正統派を進むようなグループなのかなと思います。こう思うのは私がWACKの中でBiSの音楽が一番好みだからというだけなのかもしれませんが。
この曲も他のWACKの楽曲と同じく松隈ケンタさんの提供です。
私はスタダオタクでもあるからかもしれませんが、WACKの楽曲の中では比較的、松隈さんがときめき♡宣伝部(現・超ときめき♡宣伝部)に提供した楽曲にも雰囲気が近いんじゃないかと思いました。なのでスタダオタクにもすごく聴きやすいんじゃないかと思ったりします。
しかし、「人生最幸のメロディ」(Junxix.作詞)は
人生最幸のメロディ 届けたいから
と歌を届けることを歌っていますが、
「A Song of PunK」(松隈ケンタ・JxSxK共作詞)では
行かなきゃ後悔しないように
うたを歌う
誰かを救うとかそういうんじゃなくて
むしろ自分のためにがむしゃらに歌を歌うということを歌っています。
いい歌詞ですよね。
作詞者が異なるため、単純比較はできませんがこういう違いは面白いですよね。
ともかく、WACKの王道で、すごく聴きやすいいい曲なんじゃないかと思いました。
ASP、これからもチェックします。
2-6. situasion「1988」
situasion(読み:シチュアシオン)は私が好きなグループのオタクが結構見ている印象をもっていて、聴いてみたら案の定よかったというグループです。
あと、メンバーの西野愛望さん(西野ちゃん)がTwitterのスペースで放送している「西野ちゃんニュース23」のぶっ飛び具合が異次元すぎて、これを読んだ人全員に聴いてほしいです。初めは本当に何言ってるかわからないので。(ちなみに、わからないと言ってはいけないそうです)
令和最強のサブカルコンテンツだと思います、最高です。
この曲は鍵盤ロックと言うのでしょうか、鍵盤ロックといえばRingwanderung(読み方:リングワンデルング)というグループも有名ですが、この曲もいいですよね。曲調もLyric videoのアートワークもそうですが、世間にも十分受けそうだななんて思ったり。いい意味で売れ線でもあると思います。
多分世間はアイドル界にこういう曲があるのを知らないんだろうな....
「1988」という曲名もいいですよね。おそらく1988年ってことだと思うのですが、私は知識がないので、なにを表しているのかはわかりません....
同じような曲名のアイドル楽曲だと
この曲とか
この曲がありますよね。
どの曲もすごく好きです。ちなみにこの2曲の曲名の意味はなんとなくわかります。
2-7. Negicco「僕らはともだち - 2021ver.」
言わずと知れたローカルアイドルの先駆け的存在、Negicco。渋谷系音楽のアイドルとしてもこれまで素晴らしい功績を残してきました。
Negiccoについてはそれなりには知っててよく聴いてるんですが、恥ずかしながらこの曲は知りませんでした。サブスクばかりでアイドル楽曲を聴いているとこういうことが結構あるんですよね。
調べてみると、この曲は2006年にUX新潟テレビ21(テレビ朝日系列)のECOキャンペーンソングとして作られたもので、それをグループ結成18年を記念して再録したものだそうです。
Negiccoの楽曲は優しいんですよね。メンバーさんがその人柄を表すかのように語りかけるような優しい歌声で歌われていて、いつ聴いても「やっぱいいなぁ...」と感じさせられます。
この曲も聴いているとあったかい気持ちになれます。ECOキャンペーンソングということで歌詞もそれを感じさせるものです。たしかに、2006年って愛・地球博の翌年、今よりもECOが叫ばれていた感じがします。私は小学生でしたが、やたら小学校でECOにまつわる曲を踊らされた記憶があります。新潟の当時の子どもたちはこの曲を聴いていたのかもしれない...羨ましい。
以上、10曲になります。
思いの外書いてしまいましたね....
にしてもアイドルって本当にいい曲が沢山あるなぁ...
今回は比較的いろんな界隈のグループの曲から選んだつもりです。
聴いて興味が出たらぜひ、他の曲も聴いてみてください。
また新しい曲が溜まったらやろうかな。