行動心理学の心構え
行動心理学を学ぶにあたり、重要なポイントは、以下の5つにありますが、1番のポイントは、「人に興味を持つ」「人を好きになる」ことです。
人の心を読むのが苦手な人が増えている一方で、訓練などをしていなくても、人の心を読むのがうまい人もいます。
その両者を分ける違いは何かと言えば、人間のことを好きか否か、人に興味を持っているか否かです。
人のことを好きな人は、興味、関心を持って相手を見ます。
何を考えてるのかな、喜んでくれているのかな、と読もうとします。
すると普通の人が見逃してしまうような手がかりを発見できます。
しかしながら、人に興味がない人は、ウワベだけで対応してしまい、せっかく相手が出している表情や声の質感といった様々な手がかりを見逃します。
動物好きな人が動物園を歩くとあちこちに目がいくのに対して、動物に興味がない人が動物園を歩いても動物の様子が目に入ってこないのと同じです。
「私は人に興味がない」という人は行動心理学のスキルがなかなか身につきません。
逆に人と接するのが好きで、おしゃべりをするのが大好きだという人は、行動心理学のスキルが上達します。
まずは人に興味、関心を持って人を好きになるように心がけましょう。
「行動心理学上達の5つのポイント」
①人に興味を持つ
これが、行動心理学、上達の一番の近道
②読み取りやすい「感情」から始める
初心者は読み取りやすい「幸福間」と「嫌悪」の感情から読み始める
③フラットな気持ちで読む
読む時に「心が歪む」ことを意識して、客観性を心がける
④しぐさの解釈をそのまま当てはめない
しぐさや行動、表情の解釈のまま決めつけるのは危険
⑤合わせ鏡であることを忘れずに
自分の感情が相手に影響を与えることを忘れない。