目では「YES」本当は「NO」を仕草から読み取る
本当に心から了解している時のしぐさ
他者とコミュニケーションをとる時「この人本当にわかっているのかな?」
「本当は違うことを思っているんじゃないかな?」と感じることがあります。
僕たちがこのように感じるのは、表情や、しぐさにぎこちなさが表れているためです。
人間は、相手の意見に賛成している時には、顎をさすったり、机の上に両手を広げておいたり、机の上の障害物を脇に避けたりする行動が見られます。
このしぐさが見られた時は、より活発なコミュニケーションが期待できます。
本当は「No」のしぐさ
僕たちは、納得していないにもかかわらず、「はい。わかりました」
と相手の言うことを受け入れることがあります。
職場で上司の言うことを聞かざる得ないような場面でよく見られる光景です。
具体的なしぐさとしては、
両手を頭の後ろで組んだり、体の前で握り拳を作ったり、指でテーブルをコツコツ叩くなどのしぐさです。
また、両手で顎を支えるしぐさも、「これ以上話を聞きたくない」「不愉快である」「承諾できない」という意味を表しています。
この本心を偽るコミュニケーションは、相手に不信感を増幅させたり、後に人間関係のトラブルに発展しやすくなるなど、さまざまな問題を生じさせます。
本当に心から了承しているかどうかは、後の人間関係構築にも大きな影響を与えます。
ここで学んだしぐさを覚え、他者に何か依頼する時には注意しておきましょう。