琳派の時代の京都に思いを馳せて
『皆川淇園とその仲間たち』 第6回
淇園の学問所跡で、現代における学問所として活動を行う「有斐斎弘道館」に、先日新たに伝酒井抱一の屏風が収蔵品に加わりました。酒井抱一は 江戸琳派を大成した絵師で、1761年生まれ。淇園(1734年~1807年)より少し時代がさがるものの、ほぼ同時代に活躍しました。
琳派 といえば、2015年は琳派400年の記念年にあたり、京都でさまざまなイベントや展覧会が開催されました。有斐斎弘道館 では、一足早く、琳派をテーマに京都の伝統文化のひとつ