エスコンフィールド北海道
なかなか書けていなかったnoteですが、12月も迫り、1年の振り返りとして書いていこうと思います!
今回は8月に行った日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールド北海道について、書いていきます。
JR北広島駅
球場まで北広島駅から徒歩で向かいました。
広告はファイターズ一色!
球場までの動線案内もわかりやすく、駅から誘導員も配置されていました。
広告も、工夫を凝らしキャッチーなフレーズが使われていました。
本当に“敷地丸ごと、リビング”のようにくつろげるのかこれから観ていきましょう!
「ここから徒歩19分。着いたら最初に何しよう、って考えてるうちに着いちゃう距離だね。」っと書かれていまいしたが、これではいけないのではと感じました。
というのも、歩く道はひたすら直線、街頭に少しは広告はあるものの、殺風景でワクワクが高まったり、試合後の興奮・高揚感を維持するのには物足りなく感じました。
「着いたら何しよう」を考える暇もないくらいに、道に屋台を出したり、写真スポットをつくたり、イルミネーションをしたりなどできることはあるのかなと感じました。
(行政など権利の都合などもあると思いますが、もっともっと街をあげて取り組んでほしい...)
まだ、エスコンができて1年目なので、ここは今後どのようになって行くのか、Fビレッジも含め注目していきたいです!
そして、
このメッセージこそが、エスコンフィールドの在り方・存在意義を示していると思います。今、日本のプロ野球を観にくる方は野球ファンがほとんどです。その在り方を変える、「ボールパーク化」がどのように行われているのか、行われていくのかワクワク!
球場到着
球場の中に入ってまず驚いたのは、深さ・立体感。なんというか引き込まれる感じ(語彙力💦)
観やすい角度になっているなと感じました。
自分の席に向かう前に、球場を歩き回りました。
観る場所が違えば、全く見え方が違いました。1番角度があり、高いところは、高所恐怖症の僕には少し腰が引けました...
メジャーリーグのようなブルペンの近さは、観客が楽しめるだけではなく、観客の熱・エンゲージメントを選手が直接感じプレーすることができる。
また、皆様ご存知の通り、球場の中に野球以外にも楽しめるグルメ・七つ星横丁や温泉・サウナなど1回の来場では見て回り切れないほど、野球以外のことも含めて色々楽しめる場所がたくさんありました。
また、車イスの観客の方が多くいらっしゃって、バリアフリーが進んでいると感じた。車椅子の方も来やすく、動きやすく、観やすいように設計されていることが伝わってきました。
さらに驚いたのがトイレです。
綺麗なのはもちろんですが、トイレの入り口と出口が分かれているのが驚きました。
入り口と出口が異なることで、人がすれ違う・ことがなくなり、その分回転効率が上がったり、出入りによるトラブルがなくなるなどの効果があるのかなと思いました。
トイレの中にはこんなメッセージもあり、トイレひとつとっても楽しめるように工夫さていました。
試合
どデカいスクリーンに映るスタメン発表の動画は、圧巻でした!球場のボルテージも一気に高まるのを感じることができました。
いざ、プレイボール
もちろんファンの方も多くいますが、近くの席に座っていた人は野球のルールもわからないという人で、野球好き以外の人も気になって行ってみてようと集まれる球場なのだなと改めて実感することができました。
従来の球場では、「自身の席で観戦してください」と係員がアナウンスしますが、エスコンでは自由に使える、立ち見のカウンターがあるなど割と自由に観戦できるという特徴があった。
また、他の球場と違うのが、応援団の位置です。通常、ホームチームはライトスタンド(外野席)に応援団がいて、熱い応援が行われます。
しかし、エスコンでは、1塁内野側の3階に応援団エリアがありました。
理由は、調べてもあまりパッとしませんが、ブルペンが外野にあることが関係しているのかなと考えます。
ただ、この影響で、応援団の盛り上がりをあまり感じにくいと思いました。太鼓やトランペットの音が聞こえにくかったり、下の階からは応援団を観にくいことで、応援団が浮いてしまっていて、応援の盛り上がりは他の球場に比べて弱いなと感じました。
応援の盛り上がりは、観客の満足度を高め、球場を満員にするために、必要な要素だと思います。
また、3階の席は他の席と比べ安いので、家族連れやゆっくり観たい年配の方が多い印象であった。そこに立って応援する応援団がいると、落ち着いて観れなかったり、座って観にくいなどが考えられるので、応援団の位置などは再考するべきかなと考えます。
もっと言えば、応援がメインとするマーケティングは、飽和状態に近く、ライトなファンを増やすという視点でみれば、いっそのこと応援団はいらないのではと考えます。
今の中途半端な応援団の応援よりも、場内の音声を使い、球場全体に行き渡り、盛り上がるような仕組みにしたほうがより効果的なのではと考えます。
これから
今年ファイターズはパリーグ最下位の結果でした。しかし、エスコン移転のおかげもあり、観客動員数は前年比145.8%と大きく伸びた。(※コロナでの応援規制撤廃の影響もあり)
また、試合日以外にも訪れる人々も多くおり、北広島市が活気づいて来ています。
今年、ファイターズは秋季キャンプをエスコンで実施し、無料で座席を解放してファンが見学できるという、これまでにない施策で、球場におよそ4500人を集めるなど革新的なことを行っている。
ボールパーク化によって、球場がピクニック、飲み屋、デートスポット、商談の場にもなる「新たな常識」が生まれつつある。
みなさんもぜひ注目してこれからの動向をみていってください。
提案:球場内にあったらいいな
僕がエスコンに行ってみて、こんな施設やスポットがあれば面白そうと考えてみたのを書き出します。
釣りスポット
のんびり魚がかかるのを待ちながら、野球観戦出来たら、楽しそうだなと感じました。
また、釣った魚をその場で捌いてもらって食べることができたら、より楽しめそう!
トリックアート
大谷翔平選手とダルビッシュ有選手の壁画が写真スポットとして人気でしたが、錯覚を利用した写真スポットも何ヶ所かに散らばってたら、球場を探し回ったりして楽しめるのではないかなと思いました!
ゲームセンター(UFOキャッチャー)
小さめのUFOキャッチャーは、球場にあるところがありますが、ゲームセンターにあるような大きいUFOキャッチャーは見たことないです。UFOキャッチャー限定で、マスコット・選手のぬいぐるみや応援・観戦グッズなどを景品にすることで、チャレンジしてみたいと思うのでは!子どもはもちろん、大人も本気になって楽しめそう。
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