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【8BAN PARK】23年ラスト開催振り返り&24年もさらにエリアを盛り上げる!

「建築」「暮らし」「つながり」「文化」の4つの方向からハッピーな場づくりを実現する、株式会社新潟家守舎 代表 小林紘大さん。
8BANリノベーションのメンバーとして、新潟・古町にあるパーキング「タキザワガレージ東堀」の屋上で定期開催している「8BAN PARK」の主催も行っている。
今回の記事では、2023年最後の開催となった11月19日の会場の様子と裏側をお届け。回を重ねて進化してきた「8BAN PARK」と、本年の目標についてきくことができた。(
執筆 小野寺 美咲

イベント詳細はこちらから↓
11月19日(日)8BAN PARK開催します!|8BANリノベーション広報室

8BANの詳細はこちらから↓
https://hon8ban.com/

https://twitter.com/8ban_re

「8BAN PARK」の主催は、「8BANリノベーション」という団体だ。代表を務める稲葉さんと、紘大さんを含めた7名の主要メンバーが中心となって活動している。まずは、イキイキとした会場の様子を写真で振り返ろう。

飲食、焚き火、学生企画…多様な店舗やコンテンツが集まる

前日は大雨だったにもかかわらず
開場時間は快晴!スタッフもひと安心
イベントスタート時からお客様が押し寄せた「やすけカレー」。
濃厚えび出汁シーフードカレーは旨味たっぷり、濃厚な味わい!
出店常連の「Hacchi」。
笑顔の接客で、朝から会場を盛り上げてくれた
体が温まる限定メニューの豚汁や
各種スムージーをご用意
「bistro de cote」ではスモークチーズソースの飲めるオムライスをご提供。
真っ白なビジュアルも最高!
アクセサリーショップ「Tiny Hαppy」。
出店限定の割引キャンペーンを実施
小学生の二人が運営する「うめFIX」。
うめジュース&うめソーダはほど良い酸味で絶品
「うめFIX」では8BAN限定で
棒付きマシュマロ、スモアセットも販売
アウトドアブランド「Snow Peak」も出展。
焚き火エリアを設置
みんなで焚き火♪
スモアとコーヒーで楽しいひとときを
学生の運営スタッフが、エリアの魅力を図るため
会場に訪れたお客様にアンケートを実施
大学生フォトグラファーによるポートレート。
新潟在住のご家族が七五三の記念撮影に来てくれた

ご紹介した以外にも、15もの店舗が集まって会場を盛り上げてくれた。
早朝は晴れ間が見られたものの、途中は一時雨が降った。冷たい秋風が吹く中でも、お客様もスタッフも体の温まる食事やドリンクを大いに楽しんだ。

フォトスポットも豊富。
ワンちゃんも大歓迎!
休憩スポットもあるので、
のんびり楽しめるのが「8BAN」のいいところ

メンバーが語る「8BANPARK」の舞台裏

「8BANPARK」(以下、8BAN)を運営する主要メンバーとボランティアスタッフは、フリーランス・公務員・会社員・学生…と年齢もステータスもバラバラ。
古町を想う人々が集まって、
「こんなことができたらおもしろいんじゃないか」
「エリアの活性化につながるんじゃないか」
と試行錯誤しながら、出店者との連携や予算管理などの準備を進めていく。

初の試みだった「み〜つ」との連携プロジェクトも
新潟家守舎インターンメンバーが窓口となった

終了後、メンバーやボランティアスタッフに8BANを振り返ってもらうと、こんな意見を伺うことができた。

「2023年最後の8BANだったので、これまでの開催の中で得てきたノウハウの集大成を見せられたんじゃないかと思う」

「関わる人はそれぞれ普段は違う仕事をしていて、それぞれの古町に対する熱量があって。今回もそれを感じて、改めて8BANって面白い!と感じました」

「定期開催してきたから、8BANの存在は結構エリアに根付いたなと実感しました。来年からは更に、まちへの変化を狙いたい」

「歴史情緒のある古町は、すごくいい場所。今回初めて運営に関わったけど、大学じゃできない経験なので嬉しかった」

新潟市役所都市政策部係長を務める 稲葉 一樹さん(右)

代表の稲葉さんも、こう語る。

稲葉さん(以下敬称略)「定期開催をしてきたから、『8BAN』にお客様がついてくれていると感じます。今回は前日まで新潟は大雨で、イベントの途中も雨が降ったけれど、遠方から足を運んでくれた方もいました」


「悪天候で客足が少ないかもしれないからこそ、参加したい」。そんな風に、8BANを自分ごととして捉えるお客様も増えてきたことが嬉しいと稲葉さん。

メンバーが中心となって、大勢のボランティアスタッフを指揮する

8BANの運営にはこれまでも多くの学生が携わってきたが、最近は運営や参加だけでなく、自身で出店したりコンテンツを提供する側に回ることも増えた。

稲葉「とはいえ、誰でもOKではなくて。この場所でやる意義や想いを持っている人を大事にしています。主催が心から応援できるようなものじゃないと意味がないから、単なる露店なら断っています。僕らも一緒に『もっとこうしませんか』と提案して、タッグを組みながら『社会実験』していけたらと思います」

その上で、盛り上がって人が集まるだけではなく、きちんと売上になる集まりにしたい。これからも集客×売上のバランスが取れる形を模索しながら、どんどん新しいことを取り入れていきたい、と前向きに語ってくれた。

また、8BANの効果は、たんにエリアが賑わうだけではない。

紘大さん「主要メンバーには特に、主体的に動くことを求めています。分担して予算をクリアできるように出店者の決定をしたり、細かな連絡をしたり。時には私や稲葉さんをうまく使って、KPI達成のために動ける人材になってほしいと思います」

8BANを通して、大人数を巻き込んだ企画・宣伝・運営・金銭管理のスキルが身につくことで、メンバーひとりひとりがより大きなアイデアを形にできるようになる。まさに新潟家守舎が掲げるキャッチコピーの通り「じぶんのまちを、じぶんのことに」できる人材が増えていく。そうすれば古町に、新潟に、さらなる熱狂が生まれ、広がっていくだろう。

さらなる展開のため、2024年はメディア取材が目標のひとつ

8BANが無事終了した後は、メンバーで売上の振り返りやフィードバックを実施した。目標のひとつとして「2024年はテレビ取材が来るようにしたい!」と、皆笑顔で宣言した。

新年を迎え、チームは既に動き出している。

https://note.com/hon8ban/n/n0983ce58984d?sub_rt=share_h

元日からさまざまなニュースが飛び交った2024年。けれど、8BANはこれからも新しいことに挑戦できる場所をつくり続ける。そして集まる人を大切に、熱狂を生み続けていく。今後の活動も、ぜひ注目していきたい。


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小林紘大|新潟家守舎|じぶんのまちをじぶんのことに
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