屋上に広がる新しいフルいマチ「8BAN EVINING MARKET」シーズン2
街中で、美しい夕焼けやタキビなどを眺めながら、心地よい時間を過ごせる「8BAN EVINING MARKET」。この新潟市本町8番エリアを変えるためにスタートさせた実験的なマーケットは2022年、シーズン2を迎えます。
4/23(sat)には「8BAN EVENING MARKET」が16:00〜開催されました。
2022年シーズン2で変化したこと
今年は「ここちよい新しいチャレンジ」に加え「新しい繋がり」というテーマを追加して「屋上に広がる新しいフルいマチ」というのをPRしています。
新潟の中心街でエリアリノベーションをやっていこうを主題を軸に、新しい出店者の協力や、ボランティアスタッフにも協力していただきました。
前年度と違うのは、年4回の開催日時を固定したことです。
年間スケジュールをきめて、「この日やる!」という一斉宣伝を兼ねることで、遠方の方や、予定を合わせづらかったお客さんへのリーチと、運営、出店者や会場側としても予定を立てやすくなりました。
4回のイベントおよび、今シーズンの「8BAN EVINING MARKET」告知は、SNS出の拡散、Instagram広告を主に利用する予定ですが、認知度UPと共に、メディアに取り上げられるようになったのも大きな収穫です。
今回4月のイベント取材は朝日新聞さんとHAPPY MAPPY! FM NIIGATAさんに来ていただきました。
特に朝日新聞さんは会場に長くいて、出店者にもインタビューしてくれるなど取材力の高さを実感しました。
また、今年の広報はチラシを作らずに、ポストカードを2000部作りました。
ポスターは1回終わると使えなくなりますが、4回分告知のフライヤーを配ることで一年間PRできるようになっています。手渡ししやすいサイズ感もお気に入りです。
まだまだ、たくさんポストカードありますので、置いてくれるお店大募集中です!
2022年4月「8BAN EVINING MARKET」はどうだったか
今回は、今回コンテンツとして新しいものはないものの、出店者達は新しく増えました。
フードで7店舗、古着屋グッズなど物販3店舗、ワークショップなどを含めた出店が4店舗です。
出店基準は、去年と変わらず僕か稲葉さんが会って「いいな」とか、「出てほしいな」と思ったり、価値観が合うかなと思ったりしたお店に出店してもらっています。
マーケットって雨のリスクもあるし、お店もお金が第一目標であれば、もう少し大きいイベントに出る方がメリットはあると思います。
そんな中、今回も新しい出店者が増えて、新たな繋がりが持てたことも主催者側としてはうれしかったです。
「今年は、4回出ます」と言ってくれる人もいて、スケジュールを出したメリットも感じました。
今回の4月イベントでは、出店者の半分ぐらいは再参加してくれた慣れている人、半分ぐらいは初めての人で構成されています。
出店時にはフォローがあったり、ボランティアスタッフがサポートしたりして、いい感じにまじり合っていました。
トータルの来場者は約400人程で、初回のイベントは200人ほどの来場だったので倍ほどに輪が広がっています。
会場には、オープン&クローズ時間を除き、計約100人くらいの人がタキザワガレージの屋上に、いる様な感じです。
もうちょっと来てもいいかなと思ってましたが、新潟市の他のイベントも行われていたのでおおむね予想通りの人数です。
会場は、出店を楽しめるのはもちろんですが、サウナやタキビを楽しみながら食べたり飲んだりできるので、来場者の滞在時間も長くなっています。
お目当てのお店だけじゃなく、ご飯を食べて、ビール飲んで、2~3周見て回る人が多くいます。
ベンチや椅子も多く置いてあり、人と喋っているので、ずーっといられるようなイベントです。
季節柄、次回2回(7/23)が一番人が来ると思います。サウナは事前予約もできるので是非イベントが近くなったら最新情報を確認してみてください。
今回も、入ってる人はとても気持ちよさそうでした。
今後も、お客さんの数は爆発的には増えないかもしれません。
ただ、内輪感があると言われるかもしれませんが、今はイベントで、知り合いが増えて紹介しあえるような関係が広がっていっています。
顔見知りだからこそ客層もマナーもいいところは、このイベントの強みかもしれません。
売り上げも大事ですが「あの人に会えたらな」と、そんな出会いや繋がりが起きるようなイベントを目指しています。
今後は、エリアに住んでいるまだイベントに参加していない人にもリーチできるといいなと思っています。
参加&裏側からイベントをのぞける「ボラスタ」
今回参加してくれたボランティアスタッフは約15人。正直、バイトを雇った方が集まりもいいし、やりやすいかもしれません。
でもそれをしないで、8BANのファンを大事にする選択や、ボランティアスタッフと丁寧にコミュニケーションをとりながら運営していくことを選択しています。
ボランティアスタッフは通称「ミツ8隊」と呼ばれ、学生、社会人問わず様々な年代や肩書きの人が参加してくれました。
仕事内容は、検温、撮影、主催者側の部分のサポート、ビール販売などの仕事です。
実はうちのボランティアスタッフは、通しスタッフ、前半スタッフ、後半スタッフの3つのパターンがあります。
前半は準備2時間、実働2時間、その後はイベントを楽しんでもらう。後半スタッフは前半イベントで遊んで、2時間実働、片付け3時間という感じです。
ガッツリ働くより、マーケットを楽しむ時間を設けながらスタッフもやってもらっています。
ボランティアスタッフのメリットとしては、僕らのやっているこのイベントの裏側やノウハウを知れる、見えること。
なぜ公務員と民間の30代がタッグを組んでこんなイベントをしているかを直接話してきけたり、イベントでのお金の流れなども見ることができます。
また、主催者はもちろんスタッフ同士でのつながりができるのもメリットです。
主催者側としてのメリットは、15人のボランティアスタッフは、ある意味お客さんにもなるところです。シフトによっては半分イベントに参加してもらえて、開催前からお客さんが15人いる状態(裏目標)を作れます。
参加スタッフが、友達に声をかけてくれて友人をつれてきてくれるかもしれません。
僕らは、やみくもに集客1000人を集めるよりも、ボランティアスタッフや出店の方々、それらの友達の輪が広がっていくのを大事にしたいと思っています。
目指しているのは、8BANのファン、店のファンの輪を広げていくことです。
ボランティアスタッフは次回も募集しています。募集の最新情報はInstagramで告知していくので、フォローして募集告知をチェックしてください。
【ボランティアスタッフ参加者の声】
・色々な職業、年代の方と関わることができて楽しかった
・イベントの設営を通して、イベントの開催の裏側を知れました。
・最近は家でレポートや勉強がほとんどだったので、このような活発なことして良い息抜きになりました。
・1人で行って馴染めるか心配でしたが、色々な人が話しかけてくださって、色々な人と話せたので楽しかったです。
・同じ担当になった方(大学生)と仲良くなれたし、楽しむ時間も取れた。
今年も新潟の街中の屋上で心地よい時間を過ごそう
路上マーケット予定から、偶然コロナ禍でガレージの屋上を使うことになった「8BAN EVINING MARKET」。
コロナの制限が緩和されていく中で今年も4回、タキザワガレージさんに屋上を使わせていただけることになりました。
古町に行って、タキザワガレージに登り、町を見ながら食事やサウナ、タキビで心地よい時間を過ごす。
いざ街中のガレージ屋上に出てみると「え?こんな場所で?」とか、「ここでやるか!」という非日常感が味わえます。
会場に高さがあることで、「トキメッセって近いな」とか、「ネクスト21ってやっぱりでかいんだな」とか、足元を見れば、古い長屋が見えたり、遠くを見れば、沈む夕日が見えたり……。
この環境性が、他のイベントにはない魅力にもなっています。
いつもとちょっと違う新潟の夕焼けや、夜景。ガイドブックにも書いてないような新潟を再発見できるかもしれません。
2022年はあと3回、7/23(sat)、9/24(sat)、11/26(sat)に開催します。
タキザワガレージ屋上に心地よい時間を過ごしに来てください。