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【せんぱいの脳内を覗く〜みんなちがってみんないい〜】開催しました!

こんにちは!せんぱいボイスの城野 夏実(しろの なつみ)です。
9月26日に「せんぱいの脳内を覗く〜みんなちがってみんないい〜」というイベントをZoom上で開催しました!

このイベントは、大学生や社会人は普段何を感じて、何を考えているのか、ディスカッションをするというものでした。
高校生のみなさん、大学生が何を思っているか考えたことはありますか?私が高校生だった頃は大学生活については考えたことがありましたが、何を感じているのかまでは考えたことはありませんでした。


このイベントでどんなことを話し合ったのか、お伝えします!と、その前に…。

参加メンバー紹介


・元気!感情ストレート!な大学生、城野夏実

1人目はわたくし、城野夏実です。愛知教育大学の1年生、趣味は合唱です。

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・分析!まとめ上手!な大学生、山口結衣

2人目は山口結衣さんです。笑顔がステキな愛知教育大学の3年生です。教育実習を間近に控え、参加してくださいました。

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・理論!でも面白い!大学生、河野永貴

3人目は河野永貴さんです。愛知学院大学の2年生です。河野さんのお話はほとんど全て、裏にしっかりした理論を持っています。しかし、とっても面白くてその会話術に憧れます。

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・先生!青春応援!な社会人、石田彰宏

4人目は石田彰宏さんです。愛知県の私立高校で数学の先生をしています。今回は「敢えて」何も準備しないで意見を述べていました。

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・尊敬!場づくりのプロ!な社会人、三塩菜摘

ラストは三塩菜摘さんです。岡崎市議会議員です。私は三塩さんの全てを尊敬しています。

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以上の5人でディスカッションをしました!

議題1つ目「大学生は大人か?」

みなさんはこの題についてどう思いますか?こちらは大学生3人で話し合いました。ファシリテーターは河野さんです。

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このディスカッションで度々登場したのが「じりつ」という言葉。
私、城野は「自立している且つ自律している人が大人である」と考えました。大人な大学生もいる、という見解です。

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これに対し、山口さんは経済面で自立している人が大人であると考えていました。

山口「大学生は学費や食費などを保護者に払ってもらっている人がほとんどであるため、大学生は大人ではない。自律の面で考えても、経済的に余裕があれば心の余裕にも繋がるので、経済力は大きく関係すると思います。」

このあと、どうしたら自律できるか、どんな事が出来たら自律していると言えるのか、について話し合いました。


議題2つ目「桃太郎のお供は幸せだったのか」

お題を決めたときから、どんなディスカッションが行われるのか、とても楽しみにしていました。ファシリテーターは山口さん。こちらは、社会人の方も含めた5人で話し合いました。導入は山口さんが用意してくださったパワーポイントから。

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この議題はそれぞれの意見のタイプがみれて面白かったです。

私は、過去の自分の経験や、自分だったらこう思うなという主観タイプでした。

城野「それぞれの得意なことを活かして、みんなで協力して何かを成し遂げようとする。私は高校生の頃生徒会活動を行うときに、行事の当日はもちろん、準備の段階から得意なことを活かして助け合うことに喜びを感じていました。」

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対して河野さんは、鬼退治を仕事だと捉え考察する、客観・理論タイプでした。

河野「鬼退治という命がけの仕事ときびだんご一つは対価として成り立っていない。しかし、これは社会福祉だったのかもしれない。どちらにしろ自己犠牲が生まれている。」

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また、石田さんはコミュニケーションができる動物であることに着目する、憑依タイプでした。

石田「これまでだと出会うはずがない動物と交流ができる。それぞれ3匹が他のイノベーターになれたのは、今後においても幸せなのではないか。」

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そして、三塩さんはマズローの欲求5段階説をベースに考える、心理タイプでした。

三塩「生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求、承認欲求の面では、満たされている。しかし、自己実現欲求の面では、3匹は鬼退治に行きたかったのか、多分ない。自己実現できていないのでは?よってまだ幸せではないのでは?」

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このあと三塩さんの自己実現欲求の意見に対してさらにディスカッションを行いました。

なるほど。みんなちがってみんないい!

この議論の様子はYouTubeでも公開されますので、ぜひご覧ください!

参加者の声

・城野夏実

今回のイベントで「意見」の本質を見ることができた気がします。お題に対して様々な視点の意見が出ることは、もちろん面白かったです。しかし、お題に対して出る様々な視点の「意見」に対する様々な視点の意見が出てくることは経験したことがありませんでした。これまでにも話し合いの場は経験したことがありますが、もしかしたら意見に対する意見を絶対王制ならぬ絶対城野制で封じ込めていたのかもしれないなと反省しています。ありがとうございました。

・山口結衣

今回の「せんぱいキャンパス」は、過去二回に比べ、経験を発信してきた「せんぱいボイス」とは直接かかわらないお題をベースに議論を行いました。最終的には、「自立・自律の基準」や「幸せとは何か」について同世代で意見交流を行うことができました。つまり、各人間の核心にある価値観に迫ることができた、と言えるのではないでしょうか。
過去二回と同様に、今回も自分とは違う視点や考え方に触れることができ、勉強になりました。やっぱり違いって面白いですね。
でも結局、価値観は経験に付随するものだと思います。
だから、「自分に○○という価値観があるのは、△△という経験をしたからだ!」という風に意味づけることで、さらに他者理解につながっていきそうだと思いました。
今までの「せんぱいボイス」は経験から価値観へ迫る、という構成が多かったように思えます。反対に、価値観から経験を意味づける、という活動をすれば、「せんぱいボイス」の新たな側面が見えてきそうだと感じています。

・河野永貴

考え方の多様性、それがこの活動を通じて感じていることで、このイベントで特に感じることができたことです。10人いれば10人の考え方があって意見がある、というのは当たり前と言えば当たり前のことですが、それを肌で感じることは私の高校生までの学生生活ではあまり無かったことでした。高校は偏差値でしっかりと区分けされますし、私の高校は男子校というさらに閉鎖的な空間で、根本的には自分の考えに似た考え方の軸を持っている人が多く、ここまで色んな考え方の軸に触れる機会はありませんでした。
このせんぱいボイスの活動、そしてイベントには非常にたくさんの考え方を持った人が毎回参加しています。
高校の部活や、大学のサークルでは共通部分が多くなり、ここまで多様性を感じることは無いのかなと思っています。
議論が本イベントの主題でしたが、多様な考え方を持つ人と一つのテーマについて話すことで、今までより深く多様性を感じることができました。

・石田彰宏

過去2回のイベントがオフラインで、それもグループワークとペアワークで記事を作るといった実際の交流がメインだったので、今回のオンラインでの配信形式はすごく新鮮なものでした。河野くん、結衣さんの考えてくれたテーマでのディスカッションは、特に2人にとって不慣れなことだったとは思いますが、「見てくれる高校生のために」という想いが伝わるものだったと思います。
たとえその場で会えなくても、こうやって誰かの力になりたいという想いで行動できるメンバーがいることが、私たちの強みなんだなと改めて思いました。

・三塩菜摘

せんぱいボイスに関わる高校生や大学生は、個性豊かです。学校や学年、住む場所もバラバラ。それぞれが夢や目標に向かって日々活動しています。今日のディスカッションでは、その一人一人の個性が垣間見える内容となりました。「私たちは何者なのか」や「幸せとは」、「それぞれの(社会的)役割に立って考える」ことは人生の中でとても大事な問いですが、日々決まった生活を送るだけでは問いを深めるきっかけがありません。これから社会に羽ばたく学生のみんなに「出会い」「成長」「学び」「きっかけ」を見つけることができる場づくりをこれからもサポートしていきたいと思っています。


まとめ

とても有意義な時間でした。またこのような場があったら良いなと思います。今回は大学生、社会人の脳内を覗いてみましたが、今度は違う年代の方々の脳内も覗いてみたいです。高校生の方は大学生は大人だと思っているのか…。

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