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fujifilm finepix S1 proはいいぞ。

どうも、ケイフです。

ついに3個目になりました、Finepix S一眼シリーズです。

残りは1と5です。紹介順がバラバラでスーパーヘンテコなんですがお付き合いよろしくお願いします。

今回はこちら、S1proです。

やー、初代機なので見た目もだいぶ古めかしいです。ゴテゴテしていると言いますか。S2やS3に比べるとカメラ本体部との一体感がなく、やはりKodak DCSシリーズやFujix DS、MINOLTA RDシリーズにあるような「いい意味」で洗練されてないカメラです。

2000年発売のカメラなのでそりゃそうですね。今から25年も前のカメラなわけです。

当時は今以上に規格が乱立していたので、「この先のデジカメはこうじゃ!」というコンセプトや意匠が組み込まれていると想像が沸き立てられますよね。

コンデジなんかもスイバル式やカメラ本体が直接PCに繋げられるようなビザールカメラ(ビザールギターぽく言ってみようかね。)が沢山出ます。

この時期は特にデジカメにおけるカンブリア爆発ポジションのカメラが多いのです。

そう考えるとNikonのD1がいかにエポックメイキング的な存在だったかが分かります。



D850あたりと比べると多少フォルムや機能は変化しているとはいえ、操作性に関してはほぼ同じ感覚で使えますからね。びっくりです。


S1proのスペックですが、2000年発売のデジタル一眼レフです。総画素数に関しては613万画素で、CCDハニカムの性質上により有効画素数は310万画素となっております。

ISOの最低感度は320で、最高感度は1600まで。
200が最低感度はよく聞きますが320はありませんよね。シャッタースピードも1/2000までなので絞って撮影するか、NDフィルターを使用して入ってくる光の量を調節する必要があります。

みんな好きな絞り開放での撮影はあまり向いていないカメラですが、写真はすごく綺麗に撮れます。


動作は全体的にもっっっさりですが。


S3とS2のベースのカメラはNikonのF80でしたが、こちらはF60です。それゆえにシャッタースピードが1/2000までしか出ないのです。

個人的に操作性は悪くないんですけどね。
とはいえF50やF70がベースじゃなくてよかったです。この2台は操作がなかなか個性的なのでそもそも売れてないかもしれませんね。フィルムを巻き上げる音まで聞こえます。デジカメなのにね!面白いです。

センサーサイズはAPS-Cサイズなので画角は1.5倍になります。そのためおすすめのレンズはAF NIKKOR 35mm f2(換算で約50mm)や24mm f2.8(換算で35mm)の単焦点レンズがおすすめです。

ちなみにモーター内蔵のAF-Sのレンズは使えません。加えてAi-SなどのMFレンズでは露出計も作動しないので、使用する際は旧タイプのAFNIKKORを使いましょう。

液晶も激小なので明るさのバランス確認か出来る程です。

ちなみにRAWは選べません。
TIFFが最高画質となります。撮るとめちゃくちゃ重いのでFineあたりで撮るのがおすすめです。

電池は脅威の3種類を使用します。

必要なものは
単三電池4個(デジタル分動作用)
CR123A2個(カメラ部用)
CR2025 1個(おそらく日付用)

わざわざこちらの3種類用意するのです。
慣れるまでは大変ですね。コストもかかりますし。

購入時の値段は綺麗なもので1万円程度で購入可能です。
古い機種なので見た目が綺麗でも中身が劣化している場合があります。そのため動作確認出来る環境で購入するのがおすすめです。

ありがとうございました!

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