マイルチャンピオンシップ

久々に備忘録を起こしてみたw

枠順まで出て思ったことは「固いようであって固くない、だけどカチカチかと言えばそうでも無い」ですね。

以下に最終予想を追記しておきます。

最終予想

土曜日の京都競馬場、前が残るようでいて差しも届くフラットの印象。12Rを引きずって前の印象だけで判断すると危険な香りがする。それらを踏まえて以下に…

◎セリフォス
〇シュネルマイスター
▲ダノンザキッド
△エルトンバローズ
☆ジャスティンカフェ
💣マテンロウオリオン

シュネルマイスターではなくセリフォスを◎とした理由は上述の通り展開、好位を運ぶであろう川田騎手にシュネルマイスターが届くかどうか？と考えると必然的にセリフォス。昨年に比して胴が詰まった感はあるが、1600なら無問題。馬体だけでなく調教過程からもマイナス要素は見受けられない。
それでもソングライン不在の相手関係でシュネルマイスターが大人しく黙っているとも見受けられず対抗評価。
単穴以下もやはり前で競馬をしそうな馬が中心、大阪杯3着とタフな競馬に適応できるであろう▲ダノンザキッド、連勝の勢いそのままに△エルトンバローズとした。
シュネルマイスターと一緒上がってきそうな☆ジャスティンカフェを添え、復調気配から1発のありそうなマテンロウオリオンを💣とした。
なお、ナミュールは大外で不利を受けるリスクは少ないものの、前走・富士Ｓでの勝利もやはり右回り不安は拭えず、同レース2着のレッドモンレーヴについては前走以上の調教過程不安から印を敬遠した。

過去傾向

4年ぶりの京都開催！
過去10年で３連単10万超えは2回、阪神開催を除く7年では1回だが、100倍未満はなく400倍以上は10万超え1回を含めて3回とやや波乱含み。
4歳馬の好走が目を引き、性別では牡馬が好成績。当然のように上位人気の馬券内率は高いが5~6番人気の馬券内率は低くはなく、逆に2桁人気の馬券内率は極めて低い。
安田記念上位組が結果を残す傾向にはあるが、距離短縮組の馬券内率は低くはなく、狙うならこのゾーンか？
勝ち馬は1年以内で重賞を1人気で勝っており、距離やコースなど度外視で参考にはしても良いかも…

備忘録的全頭チェック

イルーシヴパンサー

牡5、58.0.岩田望
前走は富士Ｓで3人気4着、隊列が落ち着いた時点で6番手から押し上げて3角4角は4番手通過、上がりは34.9(7位)と坂を登ってからもしぶとく伸びて前を行く馬は交わしたが、後続には差し切られた。
前々は安田記念で7人気10着。道中は中断待機から3つの4角を12番手通過、上がり33.7(8位)も上位人気の上がりには劣り、スローからのよ〜いドンでは決め手不足。
1週前追切は美南W良を強め並走で81.2-11.8、加速ラップで終いも良好。最終追切が楽しみな1頭。
最終追切は美南W良を馬なり単走で85.6-11.9と平行線、好走する時はもう少し時計的にも良い印象。

エエヤン

牡3、57.0、デムーロ
前走は毎日王冠を6人気8着、好スタートから3番手につけるもフェーングロッテンが前に行き3角4角通過は4~5番手、直線に入ってからも粘るが坂を上った辺りで伸びを欠き、上がり34.3(7位)と1800は長い印象。
前々走はNHKマイルで2人気9着、雨が降る稍重馬場を3角9番手通過、徐々に上げて4角は7番手で内ラチ沿いをロスなく回るも上がりは35.5(9位)であり、持ち味の前でしぶとい競馬ができなかった。
1週前追切は美坂良を強め並走で51.8-11.2、好時計で前走より状態は良さげ。
最終追切は美南Wを強め並走で82.7-11.3、加速ラップかつ終いは11秒前半であり、1週前より上積みも感じられる。

エルトンバローズ

牡3、57.0、西村淳
前走は毎日王冠で4人気1着。上述のエエヤンとほぼ並走(内)する形で4角へ、内ラチ沿いをロスなく回って直線に出ている。坂を上ってからもしぶとく伸びて上がりは33.8(5位)、ソングライン・シュネルマイスターの猛追をタイム差無しで凌ぎきって4連勝。
前々走はラジオNIKKEI賞で3人気1着。1000通過59.6でグラニットがつくるペースを好位3番手追走から直線へ、上がり34.9(2位)でシルトホルンを交わし優勝。
どうでも良いが西村騎手、重賞初勝利で嬉しいのは理解できる。が、ゴール板通過前のガッツポーズはいただけないですぞ？満点騎乗だとは思うけど...
1週前追切は西村騎手を乗せて栗CW稍を強め並走で79.2-11.4、自己ベストの時計で綺麗な加速ラップ。連勝街道を突き進むか？
最終追切も西村騎手を乗せて栗坂良を単走馬なりで53.7-11.5と好時計、仕上がり面は万全に映る。

ジャスティンカフェ

牡5、58.0、坂井
前走は毎日王冠で3人気7着。3〜4角を12番手で通過、上がり33.2（2位）もスローペースでは届かず。
前々走はエプソムカップで1人気1着。向こう正面で徐々に前に進み3角は14番手通過、更に4角は11番手と進出、大外を回して直線では上がり最速の34.3と前をごぼう抜きし、重賞初制覇。
1週前追切は栗坂良を馬なり単走で50.6-11.3と前走よりかなり良化している印象。最終追切で判断したい。
最終追切は坂井騎手を乗せ、栗CW良を馬なり並走で82.7-11.6。綺麗な加速ラップで時計も短縮しており、やはり良化しているように見受けられる。

シュネルマイスター

牡5、58.0、ルメール
前走は毎日王冠で2人気3着。中団後方から10番手で4角を内側を通過するも前が開かず外へ持ち出してからの上がり33.3（3位）でタイム差無しの3着と負けて強し。
前々走は安田記念で1人気3着。中団後方待機から3~4角を11~12番手通過、直線では坂を上りきった辺りからアクセル全開の上がり32.8（1位）も早め仕掛けのソングラインに届かず。
1週前追切は嶋田騎手を乗せて美南W良を並走一杯で80.3-11.4、加速ラップだけでなく終いの伸びからも好調をアピール。
最終追切は栗CW良を単走終い仕掛けで81.8-11.8、終いの負荷は認められるがBESTではない可能性を残した。

セリフォス

牡4、58.0、川田
前走は安田記念で3人気2着。4~5番手追走直線では上がり33.6（6位）とソングラインには抜かれたもののシュネルマイスターより先にゴールイン。
前々走はドバイターフで5着、映像なしにつき内容不明。
1週前追切は川田騎手を乗せて栗CW良を単走一杯で80.8-10.7、ラップバランスに乱れはあるものの終いは11.5-10.7となかなかお目にかかれないタイム。
最終追切も川田騎手を背に栗東CW良を馬なり並走で82.0-11.3、加速ラップかつ終い11.3と申し分ない。人気も馬券からは外せない。

セルバーグ

牡4、58.0、松山
前走は関屋記念で7人気8着。横並びのスタートからダッシュがつかなかったが積極的にハナを主張し3~4角は1番手通過、しかし上がり34.4（16位）で…
前々走は中京記念で7人気1着。好スタートから終始先頭で直線へ、上がり35.6（7位）で後方からの猛追を振り切った。
1週前追切は栗CW稍を単走一杯で82.5-11.6、終いは伸びているが中間の乗り込み量は若干不安。
最終追切は栗坂良を強め単走で54.3-12.4。中間の動きを加味すると、加速ラップながら可もなく不可もなくと言う印象。

ソウルラッシュ

牡5、58.0、モレイラ
前走は京成杯AHで2人気1着。3番手好位で3~4月を通過し、上がり33.6（4位）で前の馬を計ったように差し切った。
前々走は安田記念で6人気9着。3~4角は12番手通過、出遅れは否めないが、上がり33.6（6位）と馬券内組との力の差がそのまま結果となった。
1週前追切は水口騎手を乗せ栗CW稍を並走一杯で81.1-11.0、時計的には前走並も終いはしっかりと伸びており、最終追切で判断したい。
最終追切はモレイラ騎手を乗せて栗坂良を馬なり並走で53.8-12.2、加速ラップで好調ぶりは伺えるが、調教軸だけの判断では前走のほうが良い印象。

ソーヴァリアント

牡5、58.0、池添
前走は富士Ｓで6人気3着。道中中団待機から3~4角を8番手通過、上がり34.4（4.位）と存在感は示したものの勝ち馬が強かった。
前々走は札幌記念で4人気3着。中団待機で3角は10番手通過も早め仕掛けで4角通過は3番手まで押し上げており、上がり36.7（4位）と見せ場はあったが前を行くプログノーシスには完敗で逃げたトップナイフにも届かなかった。
1週前追切は池添騎手を乗せて美南W良を強め並走で80.7-11.3と終いは良好もラップバランスは崩れている。
最終追切は美南Wを馬なり単走で67.7-11.6。加速ラップかつ終い負荷も見受けられるが、前走比較では平行線の印象。

ダノンザキッド

牡5、58.0、北村友
前走は宝塚記念で8人気13着。好スタートから初角~2角は4~5番手通過も向こう正面に入る時は8~9番手、一旦は前に行き3角は6番手も直線へは9番手で、上がり36.5（12位）とズルズル…
前々走はQE2世C、映像なし…
一昨年3着、昨年2着、今年は？
1週前追切は栗CW良を単走一杯で83.2-11.4、終いは良好もラップバランスは乱れており、前走から平行線という印象。
最終追切は北村騎手を乗せ、栗CW良を馬なり単走で3ハロン追いで38.2-11.4。買い要素は薄いか...

ダノンスコーピオン

牡4、58.0、團野
前走は中京記念で4人気12着。中団後方待機から3~4角を14~15番手通過、上がり35.4（6位）と一時期の強さは陰ったまま。
前々走は安田記念で14人気13着。5~6番手追走から上がり34.5（11位）と見せ場なし。
1週前追切は団野騎手を乗せ、栗坂良を強め並走で52.3-12.1。前走の1週前追切と比較しても若干の良化に留まっている印象、最終追切での判断。
最終追切は栗坂良を馬なり単走で54.5-11.9。終い11.9と時計自体は良化しているが、近走は結果が出ていないだけに調教パターンに変化があっても良かったか？

ナミュール

牝4、56.0、ムーア
前走は富士Ｓで1人気1着。3~4角を8番手通過し、上がりは33.8（2位）と2着レッドモンレーヴに0.2差と格の違いを見せつけ、充実期の予感を漂わせた。
前々走は安田記念で9人気16着。後方待機から3~4角を15番手通過、上がりは進路を見いだせない不利もあって34.5（14位）と精彩をかいた。
1週前追切は栗坂稍を馬なり単走で55.8-12.0と時計はソコソコだが、前走の快勝時と同じ走りができている。
最終追切は栗坂良を馬なり単走で58.4-11.2。終いは良好も全体時計は58.4とマイナス評価、右回り不安を払拭したかったが...

バスラットレオン

牡5、58.0、鮫島駿
前走はJBCスプリントで4人気7着、前々走はコリアスプリントで2人気3着と短距離ダート。中央芝は11ヶ月ぶりで評価不能。
1週前追切も中1週で未実施。
最終追切は鮫島駿騎手を乗せ、栗坂良馬なり単走で54.3-12.3。加速ラップで力を出せる状態にはある模様。大番狂わせがあるとしたら...

ビーアストニッシド

牡4、和田
前走はカシオペアＳで9人気10着。3~4角を3番手通過し、上がり35.1（10位）と…
前々走は安土城Ｓで2人気2着。11~12番手追走から上がり32.8（3位）も1着ママコチャには0.5差。
1週前追切は田中騎手を乗せ栗坂稍を馬なり並走で53.0-12.5、加速ラップを刻んでタイムも前走より良化、最終追切で判断したい。
最終追切は田中騎手を乗せ、栗坂良を馬なり単走で54.2-12.6と可もなく不可もなくという印象。

マテンロウオリオン

牡4、58.0、横山典
前走は富士Ｓで9人気5着。6番手追走から上がり34.8（6位）で…
前々走は安田記念で15人気11着。最後方ややポツンから3~4角で差を詰めるも4角通過は最後尾、上がり33.3（3位）も当然のように届かず…
1週前追切はCW稍を横山典騎手を背に併せ一杯で80.8-11.3、前走と同様に好時計で終いも11秒台と復調気配か？最終追切を楽しみにしたい。
最終追切は横山典騎手を乗せ、栗CW良を並走一杯で84.5-11.4。ラップバランスに乱れはあるものの、終いは11秒台を刻んでいる。中間の動きも悪くなく、配当妙味から抑えておきたい。

レッドモンレーヴ

牡4、58.0、横山和
前走は富士Ｓで4人気2着。3~4角を10番手通過から上がり33.7（1位）も。調教過程は良くなく、またパドックもイマイチの状況で危険な人気馬指定した自分の競馬眼の無さに気付かせてくれた馬。
前々走は安田記念で10人気6着。3~4角12番手通過から上がり33.5（5位）であり、着順はともかくG1初挑戦で名だたるマイラーを相手に立派と言える。
1週前追切は美P良を馬なり並走で67.6-11.9、乗り込み量は不足気味に映り、時計的にも推し要素は少ない。最終追切で判断したい。
最終追切は美P良を馬なり並走で69.7-12.1、時計的にも物足りない上に1週前追切・最終追切ともにポリトラック。調教軸だけでは馬券候補に入れがたい。

とりあえずの印
（最終追切時点）

◎セリフォス
〇シュネルマイスター
▲エルトンバローズ
△ジャスティンカフェ
☆マテンロウオリオン
☆ナミュール
💣エエヤン
🌀バスラットレオン

とりあえずの印
（1週前追切時点）

◎シュネルマイスター
〇エルトンバローズ
▲セリフォス
△ナミュール
☆レッドモンレーヴ
☆マテンロウオリオン
💣ビーアストニッシド