チームプロスペクトNo4.ジョイスがメジャー二度目の挑戦
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https://www.mlb.com/news/angels-recall-no-4-prospect-ben-joyce
球界最速クラスのストレートを投げる速球投手として期待されるベン・ジョイスがメジャーに復帰した。
エンゼルスは日曜、 T-モバイルパークでマリナーズに1対5で敗れる前に、ダブルAのロケットシティからジョイスを呼び戻した。土曜に左腕デトマーズがオプションで外されたため、ジョイスが代わりに昇格した。
MLBパイプラインによってチームのプロスペクト4位にランクされたジョイスは、ダブルAロケットシティで19イニングを投げ、防御率4.26、34奪三振、11与四球を記録して昇格を果たした。
ジョイスは、アラバマ州バーミンガムからの移動の際、飛行機の遅延に見舞われ、試合に遅れて到着した。今週のパドレス戦でシーズン初出場を果たす可能性が高い。
「もちろん、とても興奮している」とジョイスは語った。
「俺が1年間ずっと目指してきた事なんだ。飛躍を遂げたい。自分の投球は本当に良い感じがしていて、ここ数ヶ月間続けてきた努力が報われていると考えると、とてもワクワクする」
Ronは、ジョイスに関する報告は確かであり、最大の課題である制球力はここ1カ月で改善したと語った。
「彼は昨年ここに来た時よりもずっと良くなっており、スプリングトレーニングで見せたよりもずっと良くなっていた」
「デトマーズをどうにかしてやらなければならず、結果として彼はチャンスを得た。願わくば、彼がここでストライクゾーンを埋めてくれるといいが。彼は複数イニングを投げても連続投球できると聞いているので、起用の準備はできている」
23歳のジョイスは5月4日以降、11回1/3を投げて防御率1.59、奪三振21、与四球3を記録し、素晴らしい成績を残している。コントロールが課題だったが、最近の登板で与四球を減らすことができているのは良い兆候だ。
「常に自分の投球を信じて、先走りしないようにしているんだ」とジョイスは語った。
「自分が投げる球に集中するだけ。そして、その球に全力を注ぎ、その球をうまく投げられるように努力し、それから次の球に移る。これは大きな成果だと思うし、自分の投球に対する全体的な自信が増したんだ。俺は相手をアウトにできると分かっているし、いつだってその事を信じる」
2022年にテネシー大学から3巡目指名を受けたジョイスは、昨年初めてメジャーリーグを経験した。12試合に出場し、10イニングで防御率5.40、10奪三振、9与四球を記録。
大学時代には最高時速104マイルに達したフォーシームは、平均時速100.9マイルだった。また、オフスピードの球種としてスライダーとスイーパーも投げた。
しかし、スプリングトレーニングでブルペンのポジションを争ったジョイスは、コントロールに苦しんだ。7 1/3 イニングで 6 三振、9 四球、防御率 8.59 だった。
Ronは、春にジョイスの投球を気に入ったが、ジョイスはまだその投球をうまくコントロールする方法を学んでいる最中で、今シーズンはマイナーリーグでコントロールを向上させたいと語った。
「儂は彼の腕を本当に気に入っているんだ」とRon。
「何度かマウンドに足を運び、自分の腕を信じて投げるよう励まそうとした。しかし、彼はまだ若い。当時は、腕の使い方を本当に知らなかった。だが、今はメジャーリーグに上がって残留するチャンスがあると思う。それは彼次第だ」
ジョイスが加わったことで、エンゼルスはブルペンにリリーフ投手が一人増え、デトマーズに代わる先発ローテーションを誰にするか決めなければならない。木曜日は休みなので、決定を下す前に短期的に4人ローテーションを維持する可能性もある。
右肘の炎症のため4月7日から欠場している右投手のチェイス・シルセスは、リハビリを終えれば候補になる可能性がある。シルセスは金曜日にアリゾナコンプレックスリーグで3イニングを投げ、木曜日にはさらに4イニングを投げる予定だ。エンゼルスは、シルセスの復帰も視野に入れている。
「まずは彼を90球投げられる所まで育てなければならない」とRon。
「だが、彼は候補に挙がっている」
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