【ジョジョnote】第5部考察 番外編 グリーン・ディはグリーン・デイじゃない!
1. グリーン・ディ=Green Dayという盛大な勘違い
名前の由来の話、番外編です。
第5部の終盤、ローマの街を恐怖に陥れるチョコラータのスタンドの名前。
みなさん、「グリーン・デイ」だと思っていないだろうか?
だって、相方のセッコのスタンドは「オアシス」だし、
オアシスって、イギリスのバンドの「Oasis」でしょ?
だから、同じくイギリスのバンドの「Green Day」から来てるんじゃないの?
Oasisの有名な曲の1つが、Whateverだ。
CMとかで絶対1回は聞いたことあるはず。
一方、Green Dayの曲は、American Idiotが有名だ(僕が好きなだけだが)。
しかし、ここで注意深く「グリーン・ディ」を見てみると…
スタンド名前は、「デイ」(両方大文字)ではなく、
「ディ」(イが小文字)になっているのだ!
この事実に、どれくらいの人が気づいているのだろうか…?
(少なくとも、アニメ制作陣はちゃんとわかっている)
↑由来が何か、まで知っているかはわからないけど
2. 「グリーン・ディ」の由来は洗剤の「simple green d」
番外編なのでさっさとネタばらしすると、
おそらくこの由来はアメリカの洗剤会社サンシャインメーカーズの製品である、
「simple green d(シンプル・グリーン・ディ)」だ。
このサンシャインメーカーズは、1979年創業の洗剤メーカーで、
主力製品はsimple greenという洗剤だ。
そして、simple greenのライナップの1つがsimple green dなのだ。
ここでsimple green dの商品説明を見てみよう。
つまり、普通の洗剤のsimple greenに、
殺菌作用をプラスしたものがsimple green dなのだ。
製品サイトをみると、Disinfecting(殺菌・消毒)のシリーズにsimple green dがあるので、この頭文字がdの由来だろう。
おそらく、次のような流れだったのではないか?(ただの推測です)
①荒木先生がどこかのタイミングでsimple green dという商品を知る
↓
②その殺菌作用から「細菌とか微生物を使ったスタンド」を思いつく
↓
③名前の響きから、「Green Day(グリーン・デイ)」に引っ掛ける
↓
④グリーン・デイなら、オアシスでしょ?
(この2つのバンドは同時期にイギリスで結成され、何かと2つ揃って引き合いに出されるそうです)
↓
⑤でも、「デイ(Day)」じゃなく「ディ(d)」にしとこ、
気づく人いるかな?
以上です。
ジョジョは小ネタが多いので、考察のしがいがありますな!
Next
ジョジョ第6部・14の言葉の完全解釈.ver.1.0(微妙)
ジョジョ第6部・14の言葉の完全解釈.ver.2.0(こちらが本命)