弱点を補完する
2017年にスプラトゥーン2が発売されて早3年。発売日から毎日のように遊び、プレイ時間は2000時間を越えた。
スプラトゥーンには多くのブキが存在し、それぞれ特徴を持っているが環境ブキと呼ばれ猛威を振るっているものも数多く存在する。人によっては好きなブキを持つだろうし、強いブキに持ち替えながら遊ぶ人もいるだろう。
僕は、器用貧乏だと思う。
スプラトゥーン甲子園や昭和イカ杯、ガチマの各種ルールやステージによって持ちブキを変え、戦いのスタイルを変えてきた。得意ブキや持ちブキが何かと聞かれると、未だに答えられずにいる。
(先日、得意ブキなんですか?って聞いちゃったけど、逆に質問されたら答えられないだろうなぁ)
仕事においてもそのスタイルは変わらない。誰もやりたがらない事や経験のない事は自らが率先し、後輩への育成も行う。だけど後輩が一人前に育つと僕はその場を飛び立ち、技術や知識はそこそこにして新たな場所に向かうのだ。彼らが進むべき道を作り、迷わないように手を引いてやる。
僕が主役である必要はない。
組織やチームには多種多様な人が集まってくる。技術が得意な人もマネジメントが得意な人もいる。勉強が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。スプラトゥーンも同じ。戦いが好きな人、サポートにまわりたい人。このブキじゃなきゃダメだって言う人。
全員が全員、全てに対して一級品である必要はない。環境ブキを持たなければいけないわけでもない。弱みを補うよりも強みを引き出す方がパフォーマンスは上がり、モチベーションは維持される。チームに足りないものは僕が補えば良い。目立ちたいわけじゃない。一番になりたいわけじゃない。
組織やチームにとっての弱点を補完し、チームが最大限の力を発揮できればそれでいいと思っている。
さっき妻が全巻ドットコムでハイキューを買ってきた。漫画好きなんだよね、彼女は。僕も読んだよ。
僕はそうだな。音駒のセッターが一番好きかな。