今更ながら、AL VIOLA~アル・ヴィオラというギタリストを聴く
久しぶりの投稿になってしまいましたが、今回は少し音楽の話、ギターの話を。
最近或るきっかけで知った、AL VIOLA(アル・ヴィオラ)というギタリストについて。
アル・ヴィオラはフランク・シナトラのサポートギタリストを長年務めたジャズギタリスト。
それ以外にもジュリー・ロンドンやジューン・クリスティ、メル・トーメやナタリー・コールなど多数のジャズヴォーカリストとの共演でも知られています。
また、映画『ゴットファーザー』のあの有名な愛のテーマでも(ここではマンドリンを)プレイしています。
知らずに耳にしている人は多いと思います。
実は私も今回初めてあのマンドリンを演奏していたのがアル・ヴィオラだと知りました。
否、アル・ヴィオラ、その人を初めて知ったのです(苦笑)
きっかけは家人が聴いていた、ジューン・クリスティのアルバムでした。
ジューン・クリスティの美しいボーカルに、アルのアコースティックギターを中心に、アコースティックベース、フルートというシンプルな編成のバックメンバー。
聴いた瞬間にアルのギターに耳を奪われてしまいました。
「これ、誰!?」
から始まり、今更ながらアル・ヴィオラという素晴らしいギタリストを知ったのです。
巧い。
でも、派手ではないです。
しかし、ボーカルに寄り添うような本当に美しいギターです。
例えば先に挙げたジュリー・ロンドンの『Lonely Girl』
こちらは、ジュリーのボーカルとアルのギターの完全なデュオアルバムです。
ここでのアルのプレイも本当に素晴らしいです。
最近は(といってもアルを知ったのはほんの10日ほど前なんですが)この2枚のアルバムばかり聴いてます(笑)
梅雨に入りジメジメとした日が続くこの頃。
サラッとした気分になる良アルバムです。
但し、演奏は抜群に巧いです(笑)
アルにはソロギターの、タイトルもそのままの『Solo Guitar』というアルバムもあります。
このアルバムでもアルの美しいアコースティックギターが堪能できます。
シンプルで無駄のない、それでいてしっかりと存在感のある美しいギター。
AL VIOLA アル・ヴィオラ。
素晴らしいギタリストです。
是非、お聴き下さい。
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