初心に戻って一歩ずつ
年に一度やってくる結婚記念日。
昨年から物をあげるとかではなくて、一緒に何かをすることで迎える記念日にしようということ決めました。
(毎年何かを贈ったり贈られたりも決めてはいなかったのですが🤣むしろスーンって通り過ぎていく記念日でしたので💦)
まぁ、子どもたちの誕生日も10月11月12月と続き、クリスマスにお正月。めでたいこと続きで私たちのお祝いもできないくらいだったんですけどね。
朝からとっても良い天気で、空からもおめでとう🎉と言われてるような気がして。
いざ!! 大山山頂へ✨✨✨
でもここで険悪なムードに💦
原因はリュックの重さ💦
心配性な私の荷物はいつも重たいのです。自分でもわかっているのですが、もし何かあって山を降りられなくなったらとブランケット。もし怪我したら手当できるように包帯、キズパワーパットにペットボトルの水。もし食べるものに困る時があったらとあめの袋2個にチョコレート、どら焼き(これはおやつ予定)もし、飲み物が足りなくなったらと予備の500mlのドリンク2本。常に飲めるようドリンク2本。リゲルブレスレットと、マリィアミュレットもいつも持ち歩いている数個にお守りセット。汗拭きタオル2本。携帯用トイレとレインコート、レジャーシート(息子のお古で仮面ライダーwのやつ)アルコールシートやら虫除けその他に昼食用のカップのお味噌汁、おにぎり、コーヒーセット、水筒2.5リットル分。総重量😨
これだけをリュックに詰め込んでいたので背負ったら重いのは当たり前で、だけどどれかを置いていけるわけでもなく、「何入ってんだよー」とお怒りの表情。「交代で荷物持とうね」「帰りは軽くなるからさ」などなど必死で宥めて道中歩きました。
今日は絶対に杖を買おうと思っていて、長い階段の途中にあるこま参道で購入しました。お店のおじさんに「降りる時は自分の体重を杖に乗せてから降りるといいよ」と教えて頂きました😊おじさん、ありがとうございます😊ですが、この杖以外と皆さん購入されないようで、だーれも持っていませんでした。主人に「みんなが持ってるようなやつ買ってくれば良かったのに」と言われたのですが、私はこの手作りの杖で歩きたかったのです。使いやすさとか持ち運びさとかきっと皆さんが使ってる方がいいのだと思うのですが、私にはこの杖が良かったのです。おじさんが一つ一つ無事に登山ができますようにって願いを込めながら焼印押して作り上げるこの杖が何よりも素敵だと思ったから✨✨✨
大山は独楽がとても有名で階段には独楽の絵が所々書いてあります。そして店頭にも様々独楽が並んでいるのです。その沢山の独楽達を横目で見ながら歩いて行くと大山ケーブルカー乗り場に辿り着きます。
入り口のすぐそばにあるのは、
根之元神社⛩
ここの鈴の音がとても良い響きで好きです😊
向かいのショップの前には、「タガメサイダー」気になります。そしてこれも
うーん🙄悩みます。食べるの嫌だけど、これからの事考えたら食べられるようになっておいた方がいいのかなぁとか。なぜ、アクセントにピーナツ入ってるんだろう🥜。
始発のケーブルカーに乗って行ってきます。
急な坂道をグングン登っていきます。
6分程で大山阿夫利神社下社の終点に到着。
降りるとすぐそこには絶景が✨✨✨
長い階段を登って着きました。大山阿夫利神社下社⛩
いつ来ても素敵な場所です。
浅間社⛩大好きな場所です❤️
ご挨拶も終え、さぁ行きましょう。
登山入り口では
道中安全御守が頂けます。何よりも心強い御守りです。ありがとうございます😊
そうそう、あの重たいリュック、最初は私が背負っています。気合を入れて長い階段を登り上へ上へと進みますが、普通に歩いてもかなりきついので頑張って歩きます。背中のリュックの重さより、歩きづらさの方がこたえます。でも頑張る💪
途中で「辛かったら変わるぞ」と声をかけられて交代🤣
途中休み休みガンガン登っていきます。
夫婦杉
天狗の鼻つき岩
どんどんキツくなってきますが、登っていきます。
途中ちょっと広くなった道で休みを取るのですが、みかんを🍊食べていたおじさまに「みかんてさ、揉むと甘くなるでしょうか?ならないでしょうか?」と質問され「甘くなる!!」と答えると、「じゃあ、なんでだと思う?」と聞かれ、「ウーン🙄」と悩むと「なんかね、揉むとね、クエン酸がね、分解されてね、甘くなるんじゃなくて、酸っぱいのが消えるらしいよ」と教えてくれました。一緒にいたグループの女性が、「それってさ、甘くなるって質問と違くない🤣」と大笑い。とっても和やかな空気にほっこりしました😊
お天道様も味方してくれ、とっても良い天気。汗ぐっしょりです😆
富士見台
富士山、美しすぎて感動✨✨✨
皆さんここで富士山を眺めて笑顔になってまた頂上まで頑張って登っていきます。
っと、そういえば昨年の富士山はどうだったかな?と比べて見ると
昨年はまだ富士山に降雪があまりなかったんですね。
今年の富士山は絵に描いたような富士山でした。
ひぃーひぃーいいながら登って行くと見えてきました、青銅の鳥居。ここまで来たらもう一息。ファイト‼️
なんの模様かなぁ。
ついに到着✨✨✨
大山山頂
かなりの人がいました。ちょうど、お昼の時間で皆さん楽しそうに食事を頂いていました。
主人と逸れてしまい、主人探しをしていると
「みぃわさん!!」と遠くから声をかけられ
振り返ると、職場の後輩😳
「え〜、こんなところで会うなんてびっくりだねぇ」
とお喋りをしていると、後輩の彼氏が「途中何度も会いましたよ」と。
「服装見た時に、耳当てしていて、ウィンドブレーカー着てて登山スタイルいいなぁって思ってた人がみぃわさんだったなんて、びっくりぃ」って。
山ガールには程遠ぃスタイルの私ですが、耳が冷たくなると頭が痛くなるので耳当て。軽さと暖かさ重視のウィンドブレーカー🤣こんなスタイルいいなぁって思ってもらえて良かったです🤣
主人を探しつつも、周りの風景を見ながら楽しんでいる私。
絶景に心癒されます💖
あっ、いたいた。逸れても慌てない2人なのです🤣
さぁ、お昼にしましょう✨✨✨
日向ぼっこしながらおにぎりを🍙食べまったりしていると
私の地震感知能力がピカッ😳
「地震だよ。揺れてる」
「えっ?揺れてる?本当に?」
周りの方々も「本当だ、揺れてるよ」「震源地はどこかしら?」などなどさっきまで無言でご飯を食べていたおじさまおばさまが次々に会話に入ってきます。その瞬間は何かあったら一緒に考えよという空気が流れていました。
私たちは、大勢の人たちがいる場所から離れた裏手の場所で食事をしていたので地震があった時はなぜか4人しかいませんでした。ついさっきまでは、15人くらいいたのですが、皆さんもう降りられたのかな?と思うほどにこのポツンな感じ。
電波もあまり良くない中、心配してくれたリゲルさんとあうれねさん。何故かnoteだけ繋がっていたのにもビックリ😳
しばらくすると主人の電波も繋がり、震源地や震度など周りの方に伝えていました。
さて、今度は下山です。
実は下山って結構大変なんです。登る時は体力的にきついのですが、下山は足が大変な事に💦
でも頑張りまーす😊
そして今年は絶対に滑って尻もちつかないぞー🤣
杖を頼りに順調に降り続け、疲れたらひと休み。
見晴らし台
街並みが近づいて来ているのを感じます。
絆の木
見事です✨✨✨
そして、ここでハプニング💦
すってんっと尻もち😆
主人も「なんで?ここで?」と大笑い🤣
ここまで来たら後少し。
足取りも軽くなります😊
っとここで二度目の尻もち💦
後ろを歩いていたおじさまに「え〜、大丈夫??」と声をかけられて、ちょっと恥ずかしくなる私😆
主人に「もう90%来てるのに、なんでここで立て続けに尻もちついた?」と不思議がられましたが、私にもよくわからず🤣不思議な事は起こるものなのです😆
二重の滝
さぁ、もうすぐ下社に着きます。
ここで無事に登山を終えることができた感謝の気持ちを伝え下社⛩へ。
下社に着いたら
ここで、大山名水を頂きました。
ありがとうございます😊
帰りには帰りの風景がありますね😊
あっ、鹿さん。カメラ目線🤣🤣🤣
帰りのケーブルカーはちょっと寂しくて
到着すると
綺麗なお花がまた来てくださいねって言っているようでした。
こま参道のお土産品を眺めながら帰り道を歩きます。
みかんとお煎餅を買いました😊
お煎餅屋さんではおばちゃんとお喋り。
「今日は人が多かったでしょ?これがね、明日になると全然人いないのよぉ〜。クリスマスシーズンもね。」
「そっかぁ、クリスマスシーズンは人減っちゃうんですねぇ」
「子どもがね、来なくなるからぁ」
おばちゃんちょっぴり寂しそうでした。
そして忘れちゃいけない☆大山豆腐☆
大山豆腐は、温めすぎると豆乳に戻ります気をつけてくださいって書いてありました。
「えっ?豆乳になっちゃうんですか?」
「初めて買うの?そうなんだよ、ニガリが多いからね、1番美味しいのは冷奴で食べるのだよ。はい、これサービスのおから」
「山頂まで行ったの?今日は人多かったでしょ?」
「沢山いましたよぉ〜。地震もありましたし」
「えっ?地震なんかあったの?いつ?」
「お昼頃です」
と話していると、奥からまた1人おじさんが出てきて
「あったよなぁ、地震。最近多くて怖いよなぁ。テレビでさぁ、日本沈没なんてやってるからなんだかなぁ、怖いよなぁ。俺なんかこの間槍ヶ岳の地震の時そこにいたんだからぁ、本当に怖いわ」
と生々しくお話ししてくれました。
今日は色んな人に話しかけられました😊
あったかいなぁって思います。
人っていいなって思います。
あっ、そうそう。結婚記念日に大山に登るのはもともと12月12日という日が、いっちに、いっちにと二人三脚のようにお互い支え合って人生を歩んでいこうという意味でこの日にした結婚したのがきっかけで、実家で育ってきた年月よりも夫婦になって歩んで来た年月の方がいつしか上回って、大変な時もあって喜びもあって、なのに感謝を忘れてしまったり、お互い嫌な部分ばかり見えてきて攻めあったり、離れようと思ったこともあったり様々な思いがあって通り過ぎて今があるのだけれど、この結婚した初心をいつまでも忘れないようにと昨年の銀婚式から登る事に決めました。我ながらいい案だと思うのですが、主人にこの気持ち伝わっているのかも分かりませんが今年も登って来ました。子どもたちも大きくなり、夫婦時間が増える中、お互いを思いやり素敵に老後を迎えられるように時々喧嘩もしながらも大切に家族を守っていきたいなぁと思います。
御神籤をひくと、神様の言葉に「初」
心に刺さりました。
夫婦の間にも初心を忘れずに、一歩一歩共に歩んで行けたらなと思っています😊
この気持ちになれたのも、自分自身が変われたのも
ルシファーリゲル兎命さん
との出会いから。
改めてありがとうございます💖とお伝えしたいです。
ありがとうございます。
みぃわ