温かいコーヒーと甘いものを。

甘いものと一緒にホットコーヒーを飲む。

うん、すごく安らぐ。なんだかホッとする。幸せだ。コーヒーだけでもひと息つけるのだけれど、甘いものをいただきながらのコーヒーのほうがより安らぐ。そうしてひと息ついたところで、ずいぶんと心が疲れていたことに気づく。

仕事中は気を張っていて、締め切りに追われながら一つ一つタスクをこなしていく。一つの仕事をしながら、頭の中では次と更にその次のことを考える。

合間に飲むコーヒーは、もはや安らぎを与えてはくれない。

いったん仕事を離れ、温かく香りの良いコーヒーと菓子パンを食べると、とてもほっこりした。コーヒーの香りを深く嗅ぎ、深呼吸をする。菓子パンを頬張ると、糖分が沁み渡るのを感じた。コーヒーの苦味と酸味と菓子パンの甘味が絶妙だ。

"ながら休憩"ではなかなかリフレッシュできない。少しの間でも仕事を手放して、こうしてじっくりひと息つく時間は大切だなぁと思った。

心が疲れているときほど、温かいコーヒーと甘いものを食べる時間は大切だ。じゃないと、疲れているサインにすら気づけなくなってしまう。

『なんだかうまくいかない』

そんなときは心に余裕もなくなってしまう。

自信をなくして凹んで折れそうになっても、そういうホッとする時間を作ることで、まぁ頑張るかとまた思える余裕ができる。

疲れたときには、温かいコーヒーと甘いものを。

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