良いも悪いも自分だもの
毎日書いていると、いやでも自分と向き合う機会が増える。すると、自分自身の良いところも良くないところも見えてくる。
1人で考えて見えてくる面というのは限られたものでしかなくて、誰かと話す事で多面を補って立体に仕上げていくのが理想だ。
それでもなかなかじっくり話せる人なんていなくて、信頼できるとか、話すのが怖くないとか、そういう人を見つけて話せたらいいのだけれど。
そういう人は、決まって皆、忙しい。
自分の不出来な部分なんて見たくないと思っていた数年前。
ダメな部分を指摘されると耳を閉じたかった。聞こえない聞こえない聞こえないよー。
そんなふうにして逃げてきたツケが、30歳を過ぎて大いに首を絞める。
日々書く中で、自分の不甲斐なさや弱さ、浅さ、あざとさ、諸々が見えてきて、目を覆いたくなる事もある。
それでも書く。
それでも向き合い続ける。
これまでできなかったことを、今ようやくでき始めている気がする。
noteで毎日書くことで、自分の嫌なところとも真っ直ぐ向き合うことができる。
というか、向き合うしかない。
じっくり練ったいい文章、カッコつけた文章なんて書いていられない。
今日も明日も同じ速さでやってくるから。
するする書ける日もあれば、うんともすんとも書けない日だってある。
何がしたい、何のために、どうしたい、どう見せたい、そんなことを考えたり考えすぎたり考えるのが嫌になったり。。。そういうところだぞ、と思いながら、また振り出しに戻る。
考えるって、止まるとそれ以上何もない。
考え続けたい。ちゃんと、考え続けたい。
noteの毎日更新は、考えるきっかけになる。
自分と向き合うきっかけになる。
忘れていたこと、忘れかけていたことを思い出すきっかけになる。
なんてことない日々に、じっと目を向けるきっかけになる。
別に毎日更新を勧めるわけじゃないけれど、私にとっては6月1日からなんとなくで始めた毎日更新が、今年一番の収穫だったと言える。
なんとなく初めてみて良かったよ。
薄っぺらいなぁって自分で自分が嫌になっても、誰かと比べてしまうことがあっても、良いも悪いも自分だもの。
全部ひっくるめて自分だもの。
嫌なところに蓋しないで、せっかくの機会だからちょっとずつ良くできるようにしていければいいな。