逃げた先に出会えることって、ある。
得意分野で切り拓ける人生っていいなぁ。心をすり減らす環境から逃げることが、最良の選択って場合もある。
そんな風に思った、今日の大谷キミトさんのnote。
大谷さんはレタッチャーさんである。Photoshopのプロフェッショナル。ツイッターで大谷さんの存在を知り、そしてレタッチャーという仕事があることを知った。世の中にはまだまだ知らない仕事があるのだなぁと驚いたものだ。
Photoshopに関して、この人めちゃくちゃ凄いなぁといつも憧れの眼差しで拝見している、そんな大谷さん。凄いところしか知らない。経験も長く、ずっとレタッチャーで生きてきた方なのかと思っていた。けれど今日のnote(と、ツイート)を見て、そこに行き着くまでの背景を知った。
すごく、共感した。
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同じ時期に働いていた周りのスタッフにもすごい人たちが沢山いて
日本の映画や有名作品、海外のガチの有名映画を手がけていたりと凄腕ばかりでした。
そんなのを見ながら自分もやるぞ!!なんて思っていたのですが
ある日気づいてしまったのです。
この人ら凄すぎて勝てねぇ。。。
…
色んな要素が合わさり、ついに
3DCG業界からの撤退
つまり逃げたんですね。
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周りがすごくて、自分の自信を根こそぎ失ってしまう時って、ある。あった。そして、「あ、このままだと潰れる」と思って、逃げた。
大谷さんは辞めた後、更に生き生きとできる仕事に巡り合っている。そしてその経験が、悩めるちっぽけな人の救いに、今まさになっている。
自分を守るために逃げること、挫折を知ることもまた、一つの財産になるなぁと思った。逃げて自分と向き合った先に、より良い環境を手に入れることもできると、大谷さんのこのnoteで教わった。
そしてそこにはやっぱり、圧倒的に好きなものがあった。
大谷さんのレタッチテクニックを見ていると、職場にいてもPhotoshopを開きたくてウズウズする。自分もやって見たくなる。今はへなちょこりんでも、練習したらこんなに凄いのができるようになるのかな、とわくわくする。スクールに通い、職場で実践していた頃、今実際にはないものをイメージ化するのって、魔法使いみたいだなって思ってドキドキしていた、そんな気持ちを思い出す。
そんな、読んでパワーをもらったnote。
noteやっててほんとよかったなぁと思う夜。