画像生成AI「PicLumen」で1000枚ほど生成してみた感想
最近はずっとPicLumenという画像生成AIを使ってました。
まあ、今は無制限で生成できるので、いろいろと試しやすいんですよね。
延べ1000枚は生成したと思いますが、いろいろ使ってみた感想を書いてみます。
クオリティはわりと高い
生成される画像ですが、クオリティはわりと高いな、という印象です。
PicLumenは独自モデルを使っていますが、他の画像生成AIと遜色ないものが生成されます。
まあわりと使えるな〜という感想です。
人物はわりと自然な感じで、いかにもAIで作りました、という画像にならないのがいいですね。
ImageFXで作った画像も自然なんですが、顔のバリエーションが少ないからか、見た瞬間わかってしまうようになってるんで・・・。
Stable Diffusionなんかも、モデルやLoRAで調整できるとはいえ、やっぱりAIっぽさがあるんですよね。
PicLumenはそれとは別の仕上がりになるので、差別化ができていいと思います。
人物がたまに破綻する
クオリティはまあまあ高いのですが、人物がたまに破綻します。
特に、指の数が足りないという画像が多い印象ですね。
手や指に関するプロンプトを書くと、指の数がおかしくなることが多いようです。
また、ポーズを指定すると、たまに腕や足の数が増えたりします。
特に、脚を上げる(raise one leg)などを入力すると、脚が3本になることが多いです。
破綻する可能性が高いのが、複数の人物同士で何かする場合です。
たとえば、おんぶするような画像を生成すると、かなり奇妙な画像になることが多くなります。
対策として、ネガティブプロンプトに記載しておくと減少するかもしれません。
生成速度は速い
画像の生成速度ですが、わりと速いという印象です。
画像を生成すると、一旦キューに入って、そこから生成に移ります。
その後時間をかけて生成して完成という流れです。
画像を4枚同時に生成した場合でも、完成までに1分かからない感じですね。
このPicLumenには、「ファストアワー」というものがあって、1日に30分だけ優先的に処理してくれます。
(ファストアワーの残り時間はダッシュボードで確認できます)
このファストアワーの期間内はかなり快適に生成してくれます。
ただ、ファストアワーがなくなると、キューに入るタスク数がかなり多くなり(100以上になることも)、待ち時間が発生します。
また、時間帯によっても混雑するようです。
(夜が重い印象)
プロンプトの理解度
プロンプトの理解度ですが、全体的には理解度は高いと思います。
ただ、苦手な部分があるような印象です。
特に、特定のポーズが再現できないとか、特定の衣装が再現できないとか、そういう部分はあるようですね。
(AIが学習できていないのかも)
プロンプトが理解できないとAIが長考に入ることがあり、その場合は結果がだいたい意図しないものになります。
規制について
NSFWについては、一応規制が入っています。
ネガティブプロンプトにNSFWと入っているので、それを消してみても結果はあまり変わりません。
いろいろ使ってみてダメなものは、
・ヌード
・パンチラ
です。
まあ、ヌードは当然としても、パンチラはNGとなっています。
(プロンプトを工夫すればいけるのかもしれませんが)
ただ、OKなものとしては、
・水着(きわどいものもOK)
・下着(こちらもきわどいものもOK)
となっているようです。
パンチラはNGですが、下着はOKです。
ちょっと基準が謎です。
なお、巨乳や谷間はOKで、ポチもOKです。
ただ、透けはNGです。
また、お尻の食い込みはOKで、丸出しみたいなのも生成できたので、工夫すればいけるのかもしれません。
NSFWについてはこんな感じです。
なお、規制に引っかかっても画像が生成されないのではなく、規制対策されたもの?が生成されます。
ただ、ごくまれに「NSFW contents」と表示されて見れない画像が生成されることがあります。
(かなりレアケースです)
今後も使うかどうか
さて、このPicLumenですが、今後も使うかどうかという点では、しばらくは使う予定です。
ただ、使う予定という理由は、無料で制限なしで使えるから、というのが大半です。
今後おそらく有料プランが導入されて、無料ではクレジット消費制になると思いますが、こうなった場合に使うかどうかは微妙。
課金してまで使うかというと、課金はしないだろうなぁ、というのが感想です。
というのも、機能が少ないからですね。
せめてモデルの種類をもっと多くするとか、LoRAのようなものを導入するとか、細かく調整できないと課金してまでは使わないです。
まあ、今は気軽に試せるので使ってます。