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サッカーの見方が変わる?5G観戦体験記

昨日以下のようなツイートをしたところ、400以上のRTと1000以上のいいねをいただきました

いやはや、ここまで反響があるとはびっくりです。5Gを活用した観戦体験に関心を持つ人がここまでいるとは


それと同時に、「もうちょっと詳しく知りたい!」というコメントをいくつかいただきました。そりゃそうですよね。このツイート情報量少ないもん


ということで、せっかく体験してきた自分自身の忘備録を兼ねつつ、体験できなかった人に体験内容を共有できればなあと思います



5G体験観戦会の概要

そもそも、今回の5G観戦体験会とはなんぞやという方はこちら

2020年9月27日(日)に行われる2020明治安田生命J1リーグ第19節 大分トリニータ戦において、「docomo 5G マッチ」を開催することになりましたのでお知らせいたします。
当日は、クラブオフィシャルパートナーであり、Jリーグトップパートナーでもある株式会社NTTドコモの協力のもと、3月25日(水)からの茨城県立カシマサッカースタジアムの5Gエリア化を記念して、「5G×マルチアングル映像体験」ができる特別席への招待企画を実施いたします。
Jリーグ初の試みである5Gを活用したアクティビティとして様々な視点からの試合映像をリアルタイムでお楽しみいただくことができます。ぜひ、スタジアムで新しい観戦スタイルを堪能してください!



5Gとは

ここまで何度も5Gという言葉を使用していながら、「5Gってそもそもなんぞ???」という不勉強ぶり

今回の体験をアントラーズと一緒に企画したdocomoさんの5Gの概要説明を見ると、ざっくりとこういった説明をされていました

5Gって?第5世代を意味する5G。5Gの進化を交通手段で例えると、クルマでの移動が飛行機になったようなもの。より速く、より多くの荷物を最短距離で運べるようになったのです。5Gが始まると、今よりタイムラグがなくなり、さらに多くの通信ができ、身の回りのいろいろなものがインターネットにつなげられるようになるんです。

ほえー、なんとなくすごいことはわかった


体験内容・端末の説明

体験当日は、スタジアム入場後に専用ブースでスタッフ方から説明を受けました

説明を受け、いざ座席へ

画像1

すごい、、、

すでに端末が備え付けられてる

この画像からあまり伝わらないとは思いますが、座席と座席の間に端末を固定するためのスタンドががっちりと固定されています

がっちりと固定されていることによって、何か食べながらでも楽々と片手で操作できるという利便性

加えて、このスタンド前後にアーム(?)を動かせるので、座席間を人が通る場合にはスペースを空けることもできる利便性


ここから実際の端末の説明をしていきます

下画面の機能

画像2

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2画面あるうち下画面の機能は以下でした

フォーメーション

走行距離

ボール支配率

チームスタッツ

選手のプロフィールが主に記載されています

画像にもある通り、大柄なエヴェラウドさんが意外とスピードあるんだなって発見があったりしておもしろい

わかりやすくグラフ化された選手の能力はウイニングイレブンさながら

対戦相手で気になる選手がいればすぐにチェックできそうです


そして、走行距離等の試合に関わるデータはリアルタイムにどんどん更新されます

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なんの滞りもなくどんどんデータ更新がなされる様はさすが5Gというところでした


上画面の機能

画像5

下画面で情報が更新される一方で、上画面は映像が流れています

マルチアングルとの触れ込みでしたが、実際に視聴できるアングルは以下の4つでした

ホーム/アウェイ

ゴール裏からの視点で、ピッチを縦に見ることができるアングルです

神戸の飯倉さんやマリノスの朴さんといったオフェンシブキーパーの駆け上がる様が楽しめそうなアングルです

寄りカメラ

その名の通り、ボールも持つ選手をアップで見ることのできるアングルです

試合終盤に鹿島りが発生した際に、なんとなく雰囲気で「おい!ファールだろ!」と叫ぶのは鹿サポの常かと思いますが、このアングルを使えば迫力の鹿島りを楽しめそうです

中継映像

これはDAZNの中継映像が流れています

これを見ることでDAZNのハーフタイム恒例の深いようで浅い名言CMをスタジアムでも楽しむことができますね

戦略カメラ

ボールを中心とした引きの映像です

DAZNで流れる引きの映像と変わらないので、DAZNでリプレイや選手のアップが流れない限りは前述の「中継映像」と変わりません


体験してみた感想

体験してみて最も驚いたポイントがこちら

端末上の映像に全く遅れがない!(あっても1秒ない程度)

映像のカクツキやグルグル(DAZNではおなじみ)が一切ない!

このおかげで、目の前で起きているプレーがよく見えない場合には映像ですぐに確認可能

間違いなく5Gの良さが一番生かされているポイントですね


サッカー観戦に行った際に、目の前で起きたプレーを見返したいなあと思うことは誰しもあるはず

タイムラインへの「20分 シュート」等のイベントの反映も本当に早いので、気になったプレーは逐一確認可能。しかもアングルを切り替えてマルチアングルで振り返り可能

5Gすごいな、、、



今後の5G観戦への期待

5G観戦体験の感想としては、システムの完成度の高さに驚かされつつ非常に満足なものでした

サッカー観戦上級者は、縦アングルから美しい5レーンサッカーを楽しんだり、引きの映像を眺めることで戦況に応じたフォーメーション変化を確認したり、より深くサッカーを楽しめそうです。

サッカー観戦初心者は、気になった選手のプロフィールをチェックして推し選手を発見したり、数値化された能力を眺めることで選手の特徴も把握して、サッカーを楽しむきっかけになりそうです。


5Gを活用した映像配信というシステム面は非常に満足でしたが、中身のコンテンツという面ではまだ改善の余地はあるかなという印象もありました


5Gシートによる付加価値

5Gの活用で遅延なく映像やデータが届けられることは非常に魅力的ですが、現状のコンテンツ内容だと「自分のスマホでDAZNを見つつ、気になった選手については選手名鑑をチェックすればいいのでは、、、?」という印象はぬぐえません

今後5Gシートを商用化する場合には、こう思わせないためにどんな追加コンテンツや付加価値を提供するのか楽しみです

データのよりよい活用

端末上で確認できるデータについては、選手ごとに数値化されたデータはおもしろかったですが、「走行距離って確認できると何がいいの、、、?」という印象がありました

手軽にデータを取得できるぶんだけ、データを単に羅列するだけではなく、ビジュアライズや別の活用方法があればさらに楽しいなという印象でした

映像アングルの拡充

マルチアングルと記載のあったものの4アングル(場合によっては3アングル)しか視聴できないことには少し寂しさを感じました

カシマスタジアムでの中継映像は10台以上のカメラによって制作されているので、視聴できるアングルを増やすことによって、微妙なプレーの確認などより幅広い楽しみ方ができるかなと思います


最後に

多少コンテンツに物足りなさはありつつも、それを凌駕するデータや映像の配信能力はさすが5Gというところでした(docomoさんも今回は技術検証の色合いが強かったのかなと)

近い将来5Gシートが販売される日もくるかと思うので、その日にはまた5Gシートを購入したいなと思えました

最後に、5G体験の感想として自身のこのツイートを引用しておきます


5Gでアントラーズのゴールが見たかったああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~!!!!!!

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