BlenderのAuto Rig Proを使用してUE5にデータを持っていくときの失敗について
備忘録
これは備忘録なので人から読まれるように分かりやすくしてないです。その点ご了承ください。基本的にはAuto Rig Proを使用したときに躓いたことですが、それ以外も載せています。
つまづいた点
アニメーションが再生されない
UE5に持っていくとアニメーションがカクつく
Blender内でのアニメーションと挙動が異なる。
Shade smoothの警告がでる
Shape keysで作ったアニメーションの注意点
UVがおかしい
見た目がおかしい
abcファイルのエクスポート
アニメーションが再生されない理由
アニメーションが再生されない理由はAuto Rig Proのアドオンからエクスポートしたときにアニメーションの設定がされていない。基本はOnly Activeを選択されているが、アクションエディターで設定されているアニメーションが対象なので、設定されているかを確かめる。複数のアニメーションをエクスポートしたいときはOnly Activeのチェックマークを外して、アニメーションを選択する。
UE5に持っていくとアニメーションがカクつく
標準機能のFBXでエクスポートしたときに発生するので、アドオンからエクスポートすると解決する。
Blender内でのアニメーションと挙動が異なる
Objectモードでキーフレームを打った場合にはおかしくなる。理由としてはBlenderのRotationはオブジェクトの原点を基準とした回転になるが、UEではLocationを考慮しない位置での原点を基準とした回転になるため、挙動がおかしくなる。Objectモードでアニメーションをつけるのではなく、Boneを設定するかShape Kyeでアニメーションをつける必要がある。
Shade smoothの警告がでる
Auto Rig Pro のエクスポートからMiscを選択、SmoothをNormals OnlyからFaceに変更すると解決する。したところで何が変わるかはあまり分かっていないが人に渡すデータならやっといた方がいいかも。
Shape Kyesで作ったアニメーションの注意点
キーフレームを打っていないKyeはエクスポートされないみたい。Blender内で影響を1にしていても、キーフレームを打っておかないといけない。
UVがおかしい
UVMapが複数作られている可能性がある。BlenderのDataからUV Mapsを確認して、複数ある場合には必要ない方を消す。
見た目がおかしい
Blender内で設定したテクスチャがUEに適切に反映されていない可能性がある。Roughness用のテクスチャがMetallicについていることがあるので、一度マテリアルをチェックする。
abcファイルのエクスポート
BakeしたParticleのキャッシュデータをUEに持っていきたいときに保存したファイルのPathに日本語があったときはインポートできない可能性がある。abcファイルをエクスポートするときにRenderを設定しているとRenderingマークが外れているParticleはエクスポートされない。
以上、私がUE5にデータを持っていくときに躓いた点をNoteに残しておきます。