『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #20
2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
今回は、様々なデータから部門別1位を発表したいと思います。
得点王
2021シーズンのJ1で多くの得点を決めた選手を表彰します。
1位 レアンドロ・ダミアン選手(川崎フロンターレ) 23得点
前田大然選手(横浜Fマリノス) 23得点
3位 古橋亨梧選手(ヴィッセル神戸) 15得点 *在籍は半年のみ
4位 上田綺世選手(鹿島アントラーズ) 14得点
5位 チアゴ・サンタナ選手(清水エスパルス) 13得点
パトリック選手(ガンバ大阪) 13得点
ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) 13得点
得点王は、川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアン選手と横浜Fマリノスの前田大然選手が同時受賞しました!
今季は、20チームでのJ1というイレギュラーな状況や、東京五輪などもあり通常よりも過密日程であるシーズンでありながら、23得点を記録し、ハードスケジュールであっても、年間を通して安定したパフォーマンスを見せることに成功した。
特に、得点王の前田選手や、得点ランキング4位の上田選手は2人とも東京五輪世代という若手であることもあり、今後は、「絶対的エース」の大迫勇也選手に変わる活躍が期待される。
アシスト王
2021シーズンのJ1で多くのアシストを記録した選手を表彰します。
1位 山根視来選手(川崎フロンターレ) 12アシスト
2位 水沼宏太選手(横浜Fマリノス) 9アシスト
3位 レアンドロ・ダミアン選手(川崎フロンターレ) 8アシスト
相馬勇紀選手(名古屋グランパス) 8アシスト
5位 荒木遼太郎選手(鹿島アントラーズ) 7アシスト
武藤嘉紀選手(ヴィッセル神戸) 7アシスト *在籍は半年のみ
瀬古樹選手(横浜FC) 7アシスト
2021シーズンのJ1アシスト王に輝いたのは、川崎フロンターレの山根視来選手。
川崎の強力な攻撃陣において、山根ーダミアンラインは強力な武器であり、無慈悲なゴールを量産するホットラインである。また、2位にランクインした横浜Fマリノスの水沼宏太選手は、先発出場をする機会が少ないものの、9アシストという成績を残しており、いかに短い時間で結果を出しているかを伺える。
特徴的なのは、5位にランクインしたヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手であろう。
夏の移籍市場で、プレミアリーグのニューカッスルより加入をした元日本代表選手は、日本代表たるプレーを見せ、後半戦だけで7アシストを記録した。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
ゴール期待値
2021シーズンのJ2リーグにおいて、ゴール期待値が高かった選手を表彰します。
1位 前田大然選手(横浜Fマリノス) 18.286
2位 レアンドロ・ダミアン選手(川崎フロンターレ) 13.624
3位 チアゴ・サンタナ選手(清水エスパルス) 12.792
4位 パトリック選手(ガンバ大阪) 11.807
5位 上田綺世選手(鹿島アントラーズ) 10.972
J1リーグにおいては、ゴール期待値<ゴール数という構図が多く見られ、FWとしての能力や個人技の高さが際立つ結果となった。
特に、ゴール期待値2位のレアンドロ・ダミアン選手は実得点数と約10点の差があり、ゴールが期待されるような状況以外からでも無慈悲な得点を量産していることがわかる。
基本的には、得点王争いと同じメンバーがランクインしているが、FC東京のディエゴ・オリヴェイラ選手は得点ランク5位でありながら、期待値では17位の7.400となっており、個人としての能力の高さが際立っている。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
ラストパス
2021シーズンのJ1リーグにおいて、ラストパス数が多かった選手を表彰します。
1位 福森晃斗選手(北海道コンサドーレ札幌) 69
2位 岩尾憲選手(徳島ヴォルティス) 61
3位 脇坂泰斗選手(川崎フロンターレ) 57
金子拓郎選手(北海道コンサドーレ札幌) 57
5位 エウベル選手(横浜Fマリノス) 56
1位に輝いたのは、北海道コンサドーレ札幌の福森選手。
福森選手は正確無比な左足を持っており、クロスなどはもちろんプレースキックのキッカーとしても実力を発揮する。
エウベル選手のようなサイドを主戦場でプレーする選手もいるが、岩尾選手、脇坂選手、金子選手などセンターラインでプレーしている選手が多く、プレーメーカーとしてチームの攻撃を牽引していることがわかる。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
攻撃ポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の攻撃ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 家長昭博選手(川崎フロンターレ) 3.08(出場試合37)
2位 金子拓郎選手(北海道コンサドーレ札幌) 2.78(出場試合38)
3位 エウベル選手(横浜Fマリノス) 2.76(出場試合37)
4位 小池龍太選手(横浜Fマリノス) 2.58(出場試合31)
5位 旗手怜央選手(川崎フロンターレ) 2.54(出場試合30)
川崎フロンターレ、横浜Fマリノスという今季のJ1トップ2、攻撃力が凄まじい2チームから2人がランクインしていることは容易に理解できる。
また、チーム別の攻撃ポイント順位だと3位に入っている北海道コンサドーレ札幌の攻撃を引っ張った選手は金子拓郎選手であることが容易に推測できる。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
パスポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のパスポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 家長昭博選手(川崎フロンターレ) 2.54(出場試合37)
2位 小池龍太選手(横浜Fマリノス) 2.39(出場試合31)
3位 脇坂泰斗選手(川崎フロンターレ) 2.15(出場試合35)
4位 旗手怜央選手(川崎フロンターレ) 2.14(出場試合30)
5位 扇原貴宏選手(横浜Fマリノス) 2.12(出場試合32)
J1のチームは、チームとしてのスタイルを確率している場合がある。
特に、川崎フロンターレと横浜Fマリノスは、ポゼッションというスタイルを確率しており、パスによって相手守備陣を翻弄する。
そのため、この両チームからの選出が多くなっており、ティーラトン選手(横浜Fマリノス)は、ポイントが2.53と2位相当でありながら、出場試合数によってランク外とした。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
クロスポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のクロスポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 水沼宏太選手(横浜Fマリノス) 1.25(出場試合36)
2位 蜂須賀孝治選手(ベガルタ仙台) 0.93(出場試合32)
3位 初瀬亮選手(ヴィッセル神戸) 0.75(出場試合33)
4位 金子拓郎選手(北海道コンサドーレ札幌) 0.63(出場試合38)
5位 相馬勇紀選手(名古屋グランパス) 0.60(出場試合33)
クロスによって得点機会を多く作り出した選手の1位は横浜Fマリノスの水沼宏太選手です!
先発出場の機会がほとんどない中、試合展開に関わらず途中出場をする信頼感の高さ。そして、出場した試合で正確なクロスから攻撃、得点をアシストする力は圧巻。
また、ベガルタ仙台の蜂須賀選手は、降格したチームでありながら守備面ではなく攻撃面で大きく貢献していたことがわかる。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
ドリブルポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のドリブルポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 金子拓郎選手(北海道コンサドーレ札幌) 0.96(出場試合38)
2位 ジュニオール・サントス選手(サンフレッチェ広島) 0.71(出場試合35)
3位 アダイウトン選手(FC東京) 0.51(出場試合38)
4位 エウベル選手(横浜Fマリノス) 0.44(出場試合37)
5位 浅野雄也選手(サンフレッチェ広島) 0.41(出場試合37)
得点機会をドリブルという個人技で演出した選手のランキングであるドリブルポイントの1位は北海道コンサドーレ札幌の金子拓郎選手です!
ランキングを見ると、縦への推進力が非常に優れている選手が多く、「ゴリゴリ系」ともいえる助っ人が多いような気がします。
特に、3位のアダイウトン選手(FC東京)は、中東への移籍も噂された中、残留を発表しました。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
奪取ポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の奪取ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 柴戸海選手(浦和レッズ) 17.27(出場試合30)
2位 前寛之選手(アビスパ福岡) 16.79(出場試合38)
3位 奥埜博亮選手(セレッソ大阪) 15.80(出場試合32)
4位 田中駿汰選手(北海道コンサドーレ札幌) 15.05(出場試合37)
5位 三竿健斗選手(鹿島アントラーズ) 14.76(出場試合34)
見事1位に輝いたのは、浦和レッズの柴戸海選手。
上位4選手が15を超える非常に高い数値を叩き出しているのを見ると、J1のレベルの高さを実感できる。また、純粋なポイントの1位は川崎フロンターレのジョアンシミッチ選手だが、出場試合数が25試合であるため除外した。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
守備ポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均の守備ポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 エドゥアルド選手(サガン鳥栖) 3.27(出場試合36)
2位 ドウグラス・グローリ選手(アビスパ福岡) 3.17(出場試合30)
3位 菊池流帆選手(ヴィッセル神戸) 2.96(出場試合37)
4位 町田浩樹選手(鹿島アントラーズ) 2.94(出場試合34)
5位 ヴァウド選手(清水エスパルス) 2.89(出場試合33)
守備ポイントのランキングの王者は、サガン鳥栖のエドゥアルド選手です。
やはり、守備ポイントで上位にいる選手は、チームに大きく貢献した選手という印象があります。特に、エドゥアルド選手は、今冬にオファーがあったものの残留を発表しました。
純粋なポイントの1位は大分トリニータのエンリケ・トレヴィザン選手でした。3.69となっており圧倒的な数値ですが、出場試合数が28試合のため除外しました。
データ引用元(https://www.football-lab.jp)
セーブポイント
2021シーズンのJ1リーグにおいて、90分平均のセーブポイントが高かった選手を表彰します。
なお、30試合以上に出場した選手を対象とします。
1位 東口順昭選手(ガンバ大阪) 0.63(出場試合38)
2位 ヤクブ・スウォヴィク選手(ベガルタ仙台) 0.55(出場試合37)
3位 村上昌謙選手(アビスパ福岡) 0.50(出場試合37)
4位 権田修一選手(清水エスパルス) 0.44(出場試合38)
5位 キム・スンギュ選手(柏レイソル) 0.44(出場試合35)
ガンバの東口選手がトップになりました。
基本的には、「よく止めてたな」という印象のあるメンバーでしたが、名古屋グランパスのランゲラック選手が選出外となったことが意外でした。
最後に
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