『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #2
2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
今回は、J3最優秀GK賞を発表したいと思います。
J3最優秀GK賞とは
この賞は、2021のJ3リーグの中で、GKとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。
ノミネート選手紹介
ノミネート選手は以下の3名です。
①佐藤優也選手(ロアッソ熊本)
2021シーズン成績
26試合出場
17失点
1試合平均セーブ数
3.1(リーグ9位)
PA内セーブ率
75.0%(リーグ2位)
PA外セーブ率
94.7%(リーグ9位)
PA内キャッチ率
36.7%(リーグ6位)
PA外キャッチ率
44.7%
クロスキャッチ率
13.6%
PA内シュートパンチ率
20.0%
PA外シュートパンチ率
47.4%(リーグ10位)
今季のJ3リーグを制覇したロアッソ熊本の守護神。
出場26試合に対し、失点数は17となっており、1試合平均0.65失点は立派の一言。シーズンを通してみても、ロアッソ熊本はJ3最少失点チームとなっており、彼のパフォーマンスがその原動力になったことは間違いない。
1986年生まれのベテランで、経験豊富な選手であり、来季はジェフユナイテッド千葉に在籍していた時以来のJ2の舞台。
チームとして、最初の目標であるJ2残留を達成するためには、彼のパフォーマンスは必要条件であろう。
②野澤大志ブランドン(いわてグルージャ盛岡)
*写真はFC東京在籍時
2021シーズン成績
14試合出場
13失点
1試合平均セーブ数
2.6
PA内セーブ率
62.1%
PA外セーブ率
90.0%
PA内キャッチ率
31.0%
PA外キャッチ率
55.0%(リーグ9位)
クロスキャッチ率
27.3%
PA内シュートパンチ率
20.7%
PA外シュートパンチ率
30.0%
2人目はいわてグルージャ盛岡の若き守護神・野澤大志ブランドン選手だ。
現在、J1のFC東京から育成型期限付き移籍中の若き守護神は、年代別日本代表にも選出され、将来を嘱望されている選手の1人である。
夏に加入すると、グルージャのレジェンドであり、守護神であった土井選手からレギュラーの座を奪い、クラブ史上初のJ2昇格に貢献した。
スタッツは決して、リーグトップというわけではないものの、19歳の選手としてこの数字は立派の一言。
来季も、グルージャへの期限付き移籍期間が延長されることが発表され、今度はJ2の舞台で、守護神として経験を積むことが濃厚である。
パリ五輪世代のGKとしては、浦和の鈴木選手やベンフィカの小久保選手がいるが、彼も経験を積みパリ五輪を目指す日本代表の守護神になっても何ら不思議ではない。
③修行智仁(FC今治)
2021シーズン成績
25試合出場
28失点
1試合平均セーブ数
2.4
PA内セーブ率
66.2%(リーグ7位)
PA外セーブ率
77.8%
PA内キャッチ率
28.2%
PA外キャッチ率
61.1%(リーグ3位)
クロスキャッチ率
23.9%
PA内シュートパンチ率
25.4%(リーグ7位)
PA外シュートパンチ率
16.7%
FC今治に所属する経験豊富な修行選手は、今治に加入して2年間守護神としてゴールマウスに君臨している。
チームとしては、リーグ11位に沈んだものの、30試合33失点と1試合平均約1失点という成績は立派の一言。そして、この成績を叩き出す背景にあるのは、修行選手のGKとしての完成度の高さであろう。
来季も、今治のゴールマウスに君臨し、上位進出の原動力になる期待がモテる選手である。
2021 J3 最優秀GK賞
私が思う、最優秀GKは
ロアッソ熊本の佐藤優也選手です!!
スタッツも、上位のものを残しており、チームのJ2復帰に貢献したこと。リーグ最少失点であることが印象強く残っています。
一方、野澤選手は「後半戦だけ」というのが引っかかりました。
シーズン最初が岩手に所属する来季はシーズンを通して、良いパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
最後に
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