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【入試問題解説#16】駒場東邦中学校(2018年/大問3)

こんにちは。
今回は、中学入試や大学入試の問題解説をおこなっていきたいと思います。

第16回の今回も、中学入試問題を取り上げます。

今回、扱う問題は駒場東邦中学校の2018年度の入試問題です。

問題

今回、取り上げる問題はこの問題です。

ぜひ、解いてみてください!
目標時間は10分です。

↓↓↓↓↓↓解答・解説↓↓↓↓↓↓

解答

(1) 0,4,4,0,0,4,4,0,0,4
(2) 4
(3) 1
(4) 203通り

解説

(1)

調べるしかありません。
ただし、聞かれているのは「十のくらい」ですので全ての計算をしっかりとやる必要はなく、下2桁にフォーカスすれば良いです。

(7△1)=07
(7△2)=49
(7△3)=43
(7△4)=01
(7△5)=07
(7△6)=49
(7△7)=43
(7△8)=01
(7△9)=07
(7△10)=49

より、0,4,4,0,0,4,4,0,0,4となります。
また、4つごとの繰り返しになっていることがわかります。

答え:0,4,4,0,0,4,4,0,0,4

(2)

(1)で4つごとの繰り返しになっていることがわかりました。

2018 ÷ 4 = 504 … 2

より、となります。

答え:4

(3)

(1)と同様に調べていきます。

(6△1)=06
(6△2)=36
(6△3)=16
(6△4)=96
(6△5)=76
(6△6)=56
(6△7)=36
(6△8)=16
(6△9)=96
(6△10)=76

すると、十の位は最初の組をのぞき、(5、3、1、9、7)の繰り返しになります。

*最初の組は5ではなく0

2018 ÷ 5 = 403 … 3

より、1

答え:1

(4)

これまでの問題により、
 (7△a)は、0、4、4、0の繰り返し
 (6△a)は、5、3、1、9、7の繰り返し

7の方は、0か4の二つのパターンしかない。

より、6△aは6以上である必要がある。(7の方は4できまり)

ここで、4と5の最小公倍数である20まで調べてみる。

(a = 1) 7=07 6=06 計算=13
(a = 2) 7=49 6=36 計算=85
(a = 3) 7=43 6=16 計算=59
(a = 4) 7=01 6=96 計算=97
(a = 5) 7=07 6=76 計算=83
(a = 6) 7=49 6=56 計算=105
(a = 7) 7=43 6=36 計算=79
(a = 8) 7=01 6=16 計算=17
(a = 9) 7=07 6=96 計算=103
(a = 10) 7=49 6=76 計算=125
(a = 11) 7=43 6=56 計算=79
(a = 12) 7=01 6=36 計算=37
(a = 13) 7=07 6=16 計算=23
(a = 14) 7=49 6=96 計算=145
(a = 15) 7=43 6=76 計算=119

(a = 16) 7=01 6=56 計算=57
(a = 17) 7=07 6=36 計算=43
(a = 18) 7=49 6=16 計算=65
(a = 19) 7=43 6=96 計算=139
(a = 20) 7=01 6=76 計算=77

より、20この中に3つ条件を満たすものがあります。
ただし、a=1の時の6は例外なので2グループ目以降は存在しない。
つまり、基本的には各グループに2個と考えます。

2018 ÷ 20 = 100
100 × 2 = 200
200 + 2 (=101グループ目) + 1(=1グループ目の例外) = 203

答え:203通り

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、駒場東邦中学校の問題を取り上げました。
今回の問題は、(3)までは確実にできてほしい問題です。(4)は初めのグループに例外があることに注目できればミスしないでしょう。
 
今後も取り上げてほしい問題があれば、コメントにてお伝えください。

最後に

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